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[コメント] 王様と鳥(1980/仏)
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★4ラストが凄い。このラストはベストの1本に入る。王のわがまま、私服警官の同じ顔、主題曲の優しさ、ヒロインの腰の極端な細さ。アニメ特有の暖かみに包まれて眠くなる所も有ったが、ラストに頬を引っ叩かれた。権力にはいつも恐怖と、罠がある。 (KEI)[投票(1)]
★4暴政への揶揄は当然だが、「自由」を一面的に「善」と捉えず、その「可能性」に放り出される厳しさ(茫漠たる荒野)や、それを獲得するために振るわれた暴力へ向けた冷静な視線が心地よい。更に、大小・高低の演出と美術が素晴らしく、映画内世界の巨大な拡がりが、作品を寓意に縮こまることから救っている・・・が、能書き以前に、王のドッペルゲンガー登場以降の不条理で美しい悪夢的世界の魅惑に酔うべきだ。キレキレである。 [review] (DSCH)[投票(1)]
★4リアリズムを無視した奇想天外アニメがこんなに面白かったかと思わせる傑作。 それにしてもジブリから「原点」とうたって発売していいんですか。ジブリ以前にかなりジブリ的なものがあったことを自ら明かしちゃうなんて! 2008.2 DVD (チー)[投票]
★4二次大戦後、ベトナム、そして現代。こんな凄い作品を作りあげたタイミング、また再評価されるタイミングの符号。その理由は観ればわかるよな。 [review] (HAL9000)[投票]
★3動きの流麗さを追求するあまりハリウッド産のアニメ映画が、どこかそれまでの劇映画や劇場中継を観るような二次元的絵作りに終始していたのに対して、確かに空間を縦横無尽に使った演出はダイナミックであり、後の作品への影響力もなるほどと思えるのだが・・・ [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4この映像が1950年と1980年の修正したものだということに驚く。完成度が高いからである。どうしても、最新のアニメ作品を見ている眼からは、比較的にあれこれ感じるところもあるが、それでもこの色彩感と美術的な迫力は相当なものである。感心することしきり。 (セント)[投票]
★4この作品無しに、今の日本のアニメーションはありません。貴重な作品です。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★4鳥=自由の象徴、というのはいかにもベタな表現だが、鳥さんを初め、あらゆるキャラクターに魅力があり過ぎる。「世界はひとつの不思議です」という歌を歌う小鳥さんたちがカワイイ。DVD出てます。(『やぶにらみの暴君』も参照のこと) (ジョー・チップ)[投票]
★4絵と躍動感は完璧。ストーリーがそんなに気に入らなかったので4点。凄い出来です。 (バーボンボンバー)[投票(1)]