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[コメント] 白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005/独)
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★5裁判長の「帝国の金使って学生しているのに裏切った」という論法が本邦ネトウヨと同じなのが興味深い。ファシストの国民と国の関係は基本的人権に係る権利義務ではなく金銭の貸借関係なのである。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3戦争の狂気の中で、戦闘のない戦いを繰り広げた実在の人物の記録。 (NAO)[投票]
★4正しいとか正しくないとか。真実はそれぞれにしかわからないけど、その声を聞いて、コロコロ形を変える正義とやらを、自分の頭で考えることができた。 (あちこ)[投票]
★4決して声を荒げることもなく、情緒過多に陥ることもなく、淡々と語られる国家再生の希求。それは決して思想犯総てを代表する勇者として語られることもなく、言ってみれば蟷螂の斧だが、それゆえにさりげなくも確実な感銘を残す。間違ってはいけない、彼女は蟻の群れの中の一匹に過ぎないのだ。 (水那岐)[投票]
★4独国民からの「二度と同じ過ちを決して犯さない」という宣言! 2007/01/13 DVD [review] (中世・日根野荘園)[投票]
★4人間が人間としてあるため、思想を語る際に、真実を隠さず、自分に嘘は絶対言わない、妥協は一切しないという当たり前の本源的な姿勢を、ナチスドイツという悪政と対峙した学生たちの自由への闘い、そしてそのいのちを見つめた秀作。 [review] (セント)[投票(2)]
★4白バラの政治的な、というか思想的性格をとくにはっきりさせないで、作者が描き出そうとしたのは、つまり、誰もが言いたいことも言えず、戦争協力者を装わなければならなかったような、独裁政権下で、磐石に見えた戦時体制はすでに崩壊の危機にあったということだと思う。 [review] (kazby)[投票(1)]
★4人としてごく当たり前の良心に従うこと、それが時に大変な困難を伴うということ。ゾフィー(ユリア・イェンチ)、モーア(アレクサンダー・ヘルト)の存在感が際立っていた。 (jean)[投票]
★4映画における視線の大切さ。 [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★4新たに発見された記録にもとづく映画だけにかなりドキュメンタリータッチで作られているのだろうが、果たしてゾフィーの生涯を描くのに、この最期の4日間だけでよかったのか?と疑問に思わざるをえない。 [review] (シーチキン)[投票]
★4自分の事として考えること。4.5点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★3凛とした主人公には大変好感を持ったのだが、「映画」としての面白みをいまいち見出せないまま終わってしまった。(2006/02) (秦野さくら)[投票]
★4最近のドイツ映画はその類を見ない劇的な歴史を活かした映画がでてきて嬉しい限りです。製作・スタッフ・役者に至るまで純国産にこだわっているものが多く本作もその一つです。本作の難点は動きが少ない所ですが、その分心理描写でカバーしていたと思います。 [review] (スパルタのキツネ)[投票]
★4出演者の演技のおかげで見応えのある作品に仕上がった。特にユリア・イェンチゲラルト・アレクサンダー・ヘルトが素晴らしい。[有楽町朝日ホール (ドイツ映画祭2005)/SRD] (Yasu)[投票(1)]