★4 | 作品完成度はどうかなと思うが、それを越える告発事実だ。胸くそ悪いその事実。日本陸軍の汚点の1つだ。出て来ない張本人澄田の言い訳を聞きたかった。短絡だろうが、陸大首席卒業の彼は単に自分の命が惜しかっただけの事だろう。 (KEI) | [投票] |
★3 | 戦争で同じように地獄を見たであろう奥村氏と小野田氏の考え方が全く異なることに問題の根の深さを感じる。音楽が余計。
(TOMIMORI) | [投票] |
★5 | 元日本兵である奥村和一氏の毅然とした姿には非常に感銘を受けました。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | 失語症の元将校がうなるようにして訴えたかったものは何だったか・・・?時間とともに生き証人はまた1人減っていく・・・勝利するにはきわめて困難な裁判に人間の誇りをかけて闘っている姿。骨と皮になりかけた老体で奮闘が続く・・・凄い。 [review] (RED DANCER) | [投票] |
★4 | 涙し、憤りを覚え、考えさせられる。演出にユーモアを交えつつも、余りに重過ぎる。それは、軍の命令による中国残留を国に認めさせるという戦いに終わりが無く、また当事者たちの死亡という終わりが近い事を感じさせるからでもある。['07.8.15新文芸坐] (直人) | [投票(2)] |
★5 | これでも「戦争だから仕方がない」というのか。これでも「日本は間違ってなかった」というのか。これでも「お国のため」というのか。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★4 | 身に起きた理不尽さを語り継がんとする者。過去の残虐行為を日常の事として忘れ去る者、人生の汚点として口をつぐむ者。戦場の記憶をめぐる増幅、忘却、隠蔽。奥村氏が贖罪と自己防衛のために一瞬見せた日本兵としての言動にまさに「戦争と人間」を見た思いがする。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 終戦後も中国に残留させられ中国内戦に巻き込まれた旧日本軍の人たち。何故そんなことになったのか、奥村和一 は日本そのものに疑問を抱き、問い詰めることになる。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 勝負なき“ドキュメンタリー映画”。(ここで語られる内容は非常に重い。ただ、これを“映画で”やる意味はあるのか?) [review] (にくじゃが) | [投票(1)] |
★5 | 決して「意味」を与えられない/受け取ることを許さない死。 [review] (HW) | [投票(2)] |