[コメント] 硫黄島からの手紙(2006/米)
内容的なことだけではなく映像的にも実に見やすい戦争映画だった。次は衝撃的な絵が来ますよ!グロ注意報ですよ!と直前の「ため」で毎回きっちり合図を送ってくれるというのは、戦場ならではの緊迫感や恐怖を伝えるという意味で正直どうなんだろ。まずくね?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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パン屋のサイゴウが読んでいた本もなにげに気になったのだが、前後の会話から想像するにタジマハルのことが話題になっていたと考えてもよいのだろうか。つまり彼はインド文化に興味を示すようなヒッピーチルドレン的なキャラということを示したかったとみてよいのだろうか。
そうだとしたら、あの時代にあの世代でそれはレアすぎだろ。当時からインドになみなみならぬ興味を示していたなんてひとは戦前からそういった志向性のあったひと、ぶっちゃけ伊東忠太くらいだろ。とさえ思う。
ペペロンチーノさんも指摘されてる「健康のため歩きます」とゆー発言には私もとても引っかかったのだが、この、ちょっとしたいやらしささえ漂う読書シーンでも同様な疑問というか不信感を抱いた。
背景はともあれ、登場人物がみなやたらと「現代のひと」なんだよね。現代のひとのカテゴライズに即した上でのキャラ設定、と言ったほうがむしろ正確か。
この際もう断言してもいい。「あの主役級のエリートたちの中に喫煙者はいない」。そして「サイゴウの趣味はロック」。
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