★2 | 『アフリカの女王』製作裏話的なケレンとハッタリが全く無いところを良いと思うか物足りないと思うかだが、50年代ハリウッドの豊穣さを期待するとうそ寒い。撮影そっちのけで象ハンティングに没頭する映画監督の心の内での葛藤もさっぱり感じ取れなかった。 (けにろん) | [投票] |
★4 | shoot the elephantとshoot the filmのシャレから思いついたんじゃないかと勘繰ってしまうほど変な映画。しかしイーストウッドの特質がよく表れており、フィルモグラフィ上の重要度は高い。陸海空の乗り物を制覇しているのも良い。 (赤い戦車) | [投票] |
★1 | 象徴としての象、象徴としてのホテル支配人、象徴としてのギブ、象徴としての映画監督、いずれも存在しない番地に立てられた家のような空虚感が漂い、何のバイブレーションも広がらない。クリント・イーストウッドは題材の選択を決定的に誤ったのである。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] |
★5 | 勝利なき戦いを選択しなければならない事が世の中に存在する。ここでイーストウッドは自己の中の勝利を目指すがそれが極めて個人的であり他に伝わらない心である事を知る。そしてその勝利に価値が無いことも。 (t3b) | [投票] |
★4 | 弱い心の持ち主だからこそイーストウッドは格好いい。躊躇うだけの脆さを持つ者は現実では敗者となる。しかしそこから彼の高貴なるお伽話は始まる。美しき反撃は開始されるのだ。 [review] (淑) | [投票(5)] |
★4 | 自らのドグマに対する懐疑を自己内省のうちにきわめてドキュメンタルな自戒をこめて描いたGOODムービー [review] (junojuna) | [投票(1)] |
★3 | かのヒューストンでさえも、映画を撮るうえでは一片の駒として冷淡なまでに突き放すイーストウッド。その加減は悪くないが、この映画に彼の映画と呼ぶのをためらうほどの違和感を感じるのも事実だ。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★5 | traveling(旅/移動撮影)による、travelingへの考察。撮影という罪、撮影という罰。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★4 | イーストウッドには罪を背負った人間を好んで描く傾向があるようだが、彼のそういう部分が顕著に出た作品かもしれない。正義漢であると同時に倫理に反する行いに魂を奪われている、主人公の二面性は狂気的でありながら強烈な魅力を放っている。 (太陽と戦慄) | [投票(4)] |
★3 | 映画を作る際、イーストウッドはキャストスタッフを合わせての徹底的な話し合いの末に撮影を行うといいます。明らかにその対極にいる人間を主人公に据えたと言うところが興味深いところですね。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★1 | クリント・イーストウッド(山田康雄)がDVDの日本語吹替版に収録されているというだけの理由でレンタル。ノンフィクションとは知らずに観賞しながら呆れてた。 [review] (HILO) | [投票] |
★4 | これはイーストウッドの映画論か。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★3 | ナイトクラブのゴリラショー場面だけは4点。 (黒魔羅) | [投票] |
★2 | ちっとも『アフリカの女王』を思い出さなかった。天下のイーストウッドにはジョン・ヒューストンは役不足。 (動物園のクマ) | [投票] |
★5 | こんなに楽しそうに役を演じるイーストウッドを私は初めて観た。彼の、映画への…天才監督への愛情が溢れんばかりに伝わってくる好篇。侮蔑を込めた「ハリウッド」という言葉の使い方に抗議するシーンはホントに嬉しくなってしまった。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] |
★5 | 「たかが虚構」とあしらうほどに、「あっちの世界」を創る事に、とことん魂を奪われているシャイな愚か者。くそったれな「現実」に固執するフリをしながら、その深淵の傍らで足を竦ませる純粋な屈折。 [review] (uyo) | [投票(6)] |
★4 | 「罪」(仏教的にいえば“業"とでも言えるだろうか)を背負って初めて、人生を語れる。映画監督イーストウッドが是非撮っておきたかった作品ではないだろうか。 [review] (White Gallery) | [投票(2)] |
★3 | イーストウッドでしか成り立たなかった映画。表情が言葉を語る。 (青木富夫) | [投票] |