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[コメント] その木戸を通って(1993/日)
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★3序盤の中井フランキー井川らのコメディがいい。チンピラ風情の中井にいい味があり愉しめる。ここが見処だろう。お城勤めも監査では毎年徹夜になるなんて細部も愉しい。本筋は面白くなりそうなのに半端。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4美しいロケの光景と映像には見るべきものもあるが、それ以上に目を引くのは、役者たちの立ち居振る舞いだ。例え剣戟はなくとも、男たち、女たちの刀を扱うシーンの美しさには目を見張る。 [review] (シーチキン)[投票]
★4こんな作品があったなんて驚きですね。冒頭の山にかぶさる雨のシーンだけでも十分です。 [review] (chokobo)[投票]
★3ああ、これは「夕鶴」なんだな、と思った。成る程、「かぐや姫」でもあるのですね。日本的な心象を美しく描いた小品。海外でも理解されたのなら嬉しい事です。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★3お話自体に、浮世離れした寓話の様な不思議な味わいがある。それをハイビジョンを駆使した映像美が支えている。 [review] ()[投票(2)]
★3かぐや姫であれば月を愛でることで心も癒せるのだろうか。いや、逆だろう。姿はもちろん痕跡すらいっそ目にしない方が心休まるだろう。男の子(中井貴一)の気持を察する大人の男たち(フランキー堺井川比佐志)の優しさに幸福の幅と数奇が潜む。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4ハイビジョンとかもう全然分かってなくて、新境地とかも本当分かってないんだけど、とりあえず市川崑のこだわりってものがものすごく見て取れる。 [review] (づん)[投票(2)]
★3泣くにも泣けぬ持って行き場無い遣り切れなさだが、中井の人生での淡い華やぎの数年間を親世代のフランキー井川石坂は慈愛で見守る、その至福。日本版『心の旅路』的小世界に異論無いが、矢張りこの画質と軽量感は映画に似て非なるもの。 (けにろん)[投票(1)]
★4浅野ゆう子の当たり役って鬼頭月代(のみ)だと確信してるが、これもなかなか良いかもしれない。彼女に余計なことを言わせないやらせないという演出が勝因。 [review] (3WA.C)[投票(2)]
★3日本初の試みは、市川崑の私的な物語だった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]