[コメント] ボーイズ・ドント・クライ(1999/米)
この映画点数つけられないなー ★の色グレーが合う映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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終盤のシーンで疑問に思うことがあるのだが、ラナに対しいままで体を隠し続けていたブランドンが、ついに服を脱いで抱き合う。それはまるでブランドンがレズビアンだったと言っているかのようにも捉えられるのだ。
ブランドンが「自分は女性だ」ということを受け入れられるなら、それまで自分の体を必死に隠してきたあの孤独な闘いは何だったのだろうか? 監督は性同一性障害ということをきちんと理解していないように思う。
後日、来日した監督のキンバリー・ピアースへのインタビュー記事を読んでみて、性同一性障害は同性愛の延長として捉えているような彼女の考えを読み非常にがっかりした。体を基準とした考えしかなかったからだ。
もう少し監督自身が理解し、映像にできたのであればもっと違う見解になったもの・・と思うととても残念です。
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