[コメント] クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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「クレヨンしんちゃん」は常に避けてきた道である。 理由?理由…はというと「うーん…ちょっと…なんかイヤ。」
まったくの食わずキライ。 この作品、シネマ・スケープで高い評価を得ている。シネスケ高評価作品はワタシには今のところハズレがない。
それでもレンタルをするにはかなりの抵抗があった。 そんな時TV放映することを知り、「うーん。じゃあちょっと観てもいいかな…」と 思い立ったのだ。放映日はお出かけの予定だったのでビデオの予約をした。しんちゃんをビデオに録ると言うと 「え!?」とダンナ、妹とも相当驚いていた。(まあ予想はしていた) 少々バカにされながらも観てみた。そこまでいうならちょっと観てみる、と妹も一緒に観た。 (ダンナはヒロシSUNで脱落)
………やられた。 まんまとやられた。 なんだよ面白いよこれ。 ええー!! しんちゃんにここまでやられるか。 ヒロシに涙しちまったではないか。 なんなんだこれは。 なんなんだこれは。
ヒロシの回想に田舎育ちのワタシ、まさにドンピシャリ。女だからランニングは着たことないけど、自転車に乗って帽子かぶって 田んぼのあぜ道をちりんちりん通っていた。だんだん成長して、いろんな事を経験してきて、今のダンナを捕まえて、家庭を持った。 新しい家族はまだいないが、 夢はある。
そんなヒロシの涙、しんのすけを手繰り寄せて抱きしめるシーンでお鼻水全開で泣いてしまった。
野原家っていい家族だねぇ。 ヒロシもみさえもしんのすけもひまもなんてヤツらなんだ。 今まで毛嫌いしていた自分が情けない。 鑑賞中、「おもしろい?」「どう?」とお互い聞きあい探りを入れあっていたワタシと妹だが、 中盤からはもう無言だった。 妹も同じ思いだったのかも。 前後に分かれて観ていてよかった。姉ちゃんのこんな顔は見せらんないわ。
懐かしさを思う気持ちはずっと大切にしていきたい。 でもワタシは愛するダンナとこれから出会えるかもしれない新しい家族と ガンガン未来を生き抜きたい。 野原家に負けないくらいバカで熱くてカッコイイ家族を作りたい。
「クレしん」でここまで熱く語るなんて思ってもみなかったが、そう思うきっかけなんてどこでどうくるか本当にわからないもんなのね。
この映画で今までのワタシの家族とこれからのワタシの家族ってものを考えてみた。
★5 あげます。
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