[コメント] 蝶の舌(1999/スペイン)
ラストをどう解釈するかではなくて、今のご時世、
ああいう場に自分がいたらどうしようかと考えてしまった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
お母さん あんなに「いい先生」といってたのに、手のひらを返したかのように罵声を浴びせ続けるあまりにも無情な態度。必死に家族を守る母の姿。
お父さん 妻の指示どおり、党員証も誇りも焼き捨て、泣きながら罵声を発する。
息子 母の指示どおり、恩師に石を投げつけながら、母の言葉を繰り返し叫ぶ。 先生との大切な思い出も叫ぶ。 (以下追記2002.7.10)私には「『蝶の舌…』(をまだ見てないじゃないか。先生行かないで)」と言いたかったんじゃないかと思う。
今までの感情や意思や常識が覆され、自由は無くなる。 戦争とは、こういうことなんだと痛感。 悲しすぎる事実。 日本でもこういう事、たくさんあったんでしょうね。
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