[コメント] 少林サッカー(2001/香港)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
見終わってこみ上げてくるアツイ思いをそのままに。
サッカーをやりたいとは思わなかったが、映画館からの帰り道、ついつい空缶を探してしまった。もし、道端に落ちている空缶があったら、きっと思い切りけ飛ばしていただろう。
「そんなバカな」と思いながらも、最後のシュートは、おお、これが太極拳と小林寺拳法が力を一つにした威力か、なるほど、となぜか、理にかなっているような気がして納得してしまった。
なんといっても、あれだけ豪快な試合のスコアが、1−0というのがまた、奥ゆかしくてよい。
「オイオイ」と思っても、とても突っ込める雰囲気でない、これこそが、なんのかはよくわからんが、王道というものだ。
私は、このいかにもウサン臭いが、中国っぽい、銅鑼の音を生かしたサントラが大好きだ!もうこれだけでも、気分は「ホゥワァァアチャァァーーーーー」だっ。
そして感動的なのが、饅頭をつくるシーンだ。これこそが、中華四千年の技、というヤツだ。達人は、いついかなる時でも達人であるのだ。
最初のシンとファンの出会いのシーンとラストの締めくくりが、また実にいい。一糸乱れぬ演舞こそ、憧れの中国武術の神髄だ。
エンドロールで、CGについて「電脳特技」とあった。うむ、映画にぴったりのネーミングだ。そして、他の映画でもよくあるロケ地のスタッフについて、「○○クルー」とか「○○スタッフ」というものが、おそらく中国大陸でのロケだろうが、「内地工作員」となっている。これがまた、なぜかぴったりとあうんだなあ。
オマケ★★★見終わってコメントを書こうと、この映画のページをあけて、まず他の方のコメントを読もうとして気がついた。この映画のコメントって、他の映画と比べても格段に、レビュー付きのコメントが多いんじゃないでしょうか。やはりみなさん、見終わって、こみ上げてくる、アツイなにか、があったのねー。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (16 人) | [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。