★4 | アクシデンタル・スパイ(2001/香港) | もっと早く橋をロープ一本で飛ぶシーンを見せてくれれば良かった。予告を作った人が上手かった。 | [投票] |
★4 | マジェスティック(2001/米) | 映画のテンポ自体も時代に合わせているので、非常にゆったりしている。赤狩りで消されてしまった人々へのオマージュとして観た。 | [投票] |
★4 | アレクサンドル・ネフスキー(1938/露) | 氷上での戦闘シーンには、ヨーロッパでもアメリカでもなく、ロシア映画だけの美しさや力強さをも感じさせる。 | [投票] |
★4 | 英雄の条件(2000/米) | 俳優の質が良い以上に、三十年以上撮っているベテラン監督の作品だけに分かりやすくて重厚感も感じさせる。ラストにしこりが残る以上にトミー・リー・ジョーンズの福耳ぶりが気になった。 | [投票] |
★4 | 大空港(1970/米) | [ネタバレ?(Y1:N4)] ハリウッドの大作なのだから、ラストはハッピーエンドとなることは分かっている。それなのに、観ている間はそれを忘れさせてくれる。これもまた、ハリウッドの素晴らしいところ。 | [投票] |
★4 | 現金に体を張れ(1956/米) | この作品が無かったらタランティーノも現れていなかった…とは思わないが、やはり、グレードの高い作品から学ばないと良い作品は出来ないと感じた。 | [投票] |
★4 | 非情の罠(1955/米) | 犯罪映画の持つ冷たさがしっかりと描かれているし、試合シーンも迫力がある。やはり凄い人は若いときから凄い。 | [投票] |
★4 | フルメタル・ジャケット(1987/米=英) | いかなる外圧的教育を以てして殺人マシーンを作ったとしても、殺すときのためらいや恐怖を消し去ることは出来ない。それを消し去ってしまうのだから、宗教の持つマインド・コントロールが如何に恐ろしいものなのかを感じた。 | [投票] |
★4 | 2001年宇宙の旅(1968/米=英) | 猿が骨を拾い、相手を殴って、それを放り上げる。そしてその骨がロケットになる。このオープニングだけで人類の進化が全て説明されている。これだけ単純で説得力がある映像を、他に誰が撮れようか。でも、もしも手塚治虫が参加していたら、全く別物の作品になっていたと思う。 | [投票] |
★4 | マッドマックス2(1981/豪) | この作品から、やがてはアメリカへ進出し、ハリウッド屈指のドル箱スターとなりオスカーまで獲得してしまうなんて、一体誰が想像しただろうか。 | [投票] |
★4 | ペイバック(1999/米) | シンプルなストーリーと冷たさを感じさせる映像が上手く合っている。登場人物の吸うタバコがよく似合っている。 | [投票] |
★4 | ハート・オブ・ウーマン(2000/米) | この主演の二人ってアメリカでは5本の指に入るドル箱スターなんですよね。それに違わない安定した演技を見せてくれている。それにしても、日本にも似たような映画があったような気がするのは私だけか? | [投票] |
★4 | 担え銃(1918/米) | チャップリンが撮った唯一の右より作品ではないだろうか。しかし、観ている間はそんなことを微塵も感じさせないくらいギャグが詰まっている。 | [投票] |
★4 | 犬の生活(1918/米) | この作風を更に磨いて、あの感動作「キッド」が生まれたのだと思う。だから、この作品無しでは「キッド」は考えられないと思う。 | [投票] |
★4 | 一日の行楽(1919/米) | 今の時代、こうした家族って誰もが理想とするけれど、誰もが時間が無くてなかなか出来ないのが悲しい。 | [投票] |
★4 | 偽牧師(1923/米) | これだけ同じ女優をヒロインとして使い続けるなんて、今だったら全ての女優が「イメージが付いてしまう」と言って拒否するだろう。それでも逆に映画史に名を残したのは素晴らしい。 | [投票] |
★4 | 街の灯(1931/米) | ゴダールは、「宇宙の支配を為し得たのはヒッチコックだけ」と主張しているが、チャップリンは、ゴダールの言う宇宙よりも広い時限を支配している。 | [投票] |
★4 | チャップリンの 独裁者(1940/米) | 政治家や世界の指導的立場にいる人以外で、あれだけの「戦争反対」というメッセージをストレートに発することが出来て、その映像が保存されているだけでもこの作品は価値がある。しかも映画という芸術は分かりやすくその主張を伝えてくれる。 | [投票] |
★4 | 伯爵夫人(1967/英) | 67年という時代では、この作品のテンポは時代遅れだろう。しかし、どたばたコメディとしては若い頃のチャップリン作品のテンポであって、作品内容云々よりも、肩を張らずに往年のギャグのテンポを復活させているという点に嬉しくなった。 | [投票] |
★4 | 模倣犯(2002/日) | 原作を読んでないので全く違った見方になった。山崎努は黒澤監督の「天国と地獄」で貧しい境遇故誘拐を起こす犯人を演じ、約40年後、この作品で被害者側を演じているのが感慨深かった。犯人の不幸な境遇とハイテク最先端を駆使した犯罪に共通点を感じた。しかし、ラストが類型的でマイナス。 | [投票] |