シーチキンさんのコメント: 投票数順
われらが背きし者(2016/英=仏) | 劇中の台詞そのままに「信義を重んじる」映画。スタイルは現代的だが、古風な物語でところどころ展開は読める。それでも面白く見ることができるのは、小細工に頼らず堂々と王道を貫く、まさに映画の「信義」を重んじているからだろう。良い映画だ。 | [投票] | |
ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014/米) | コメディとして笑える部分もあり面白い映画であるが、結局は人は年相応に落ち着くという平凡な映画でもある。 [review] | [投票] | |
少女(2016/日) | 映画としてよく出来ている。観ればわかる。あと、稲垣吾郎はいい役者になった、ちょっと驚くほどだ。 [review] | [投票] | |
リザとキツネと恋する死者たち(2014/ハンガリー) | 日本の怪談を案外まじめに題材として扱っており好感が持てる。それに物語が進むにつれて、セクシーで魅力的になるヒロインがいい。 [review] | [投票] | |
フレンチアルプスで起きたこと(2014/スウェーデン=仏=デンマーク=ノルウェー) | これはあれか?観客をすっきりさせない、ストレスを与えたままにすることを目的にした映画なのか? [review] | [投票] | |
イレブン・ミニッツ(2015/ポーランド=アイルランド) | なかなかサスペンスフルで面白いことは面白い。だがもっとラストはド派手にやって欲しいという気もするし、一度みればもうそれでよく二度目はない映画でもある。 [review] | [投票] | |
超高速!参勤交代 リターンズ(2016/日) | 少しごちゃごちゃしているし、クサいところもある。時代考証も甘いが、前作同様になかなか見応えのある殺陣に真っ当な人情話を盛り込んで十分、楽しめる娯楽時代劇。 [review] | [投票] | |
セルフレス 覚醒した記憶(2015/米) | 悪い映画ではないがあまりに普通のSF映画。普通すぎてだいたいの展開が読める。ターセム監督らしい画作りもあまり感じられなかった。 [review] | [投票] | |
ロック・ザ・カスバ!(2015/米) | いかにもビル・マーレイの雰囲気に似合ったグダグダなところはあるが、案外と真っ当な物語を、ベタに描いてそれなりにグッとこさせるものがある。 [review] | [投票] | |
後妻業の女(2016/日) | えげつない面白味にあふれた楽しい映画。豊川悦次×永瀬正敏の掛け合いも良かったが、大竹しのぶ×尾野真千子の文字通りのがっぷり四つは出色。煩悩があるからこそ人生って楽しいよねと素直に思える、一種の人生賛歌の映画だな。 [review] | [投票] | |
コングレス未来学会議(2013/イスラエル=独=ポーランド=ルクセンブルク=仏=ベルギー) | 前半の実写パートは、ハリウッドに対する皮肉が少々笑える。ただ後半のアニメパートは飛躍に次ぐ飛躍で「何じゃこれは」という感じだが、詰まるところはありきたりの終末SFと大差がない。 [review] | [投票] | |
マジカル・ガール(2014/スペイン) | 日本にいる私からみれば、スペインの裏社会系都市伝説といった感じか。 [review] | [投票] | |
わたしの名前は...(2013/仏) | 孤独なおじさんと傷ついた少女とのロードムービーという基本的な骨格は悪くないし、特に題名に込められた思いにはぐっとくるものがあった。 [review] | [投票] | |
THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014/米) | いささかご都合的なところがあるが、トラボルタが何とも言えない味を出している。良い映画と言う程ではないが、トラボルタが良い役者になったなとしみじみ感じる。オチは読めるし、ストーリーにさしてヒネリもないが、見て良かったなと素直に思える一本。 | [投票] | |
日本で一番悪い奴ら(2016/日) | ホントにこれ実話がベースなの?と思ってしまうくらいに馬鹿げたというか、映画みたいな話だなあ。見栄と欲望に忠実な人間の描き方は映画そのものであるだけに、余計にそう感じた。 [review] | [投票] | |
TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ(2016/日) | 音楽がごちゃごちゃとしてるのはまあ、好き好きだからいい。しかし画的にもあまりにごちゃごちゃしているのは、物語を霞ませてわかりにくくしている上に、はっきり言ってうっとうしい。さらに肝心の「聞かせたい」という歌が今一つなのは致命的ではないか。 | [投票] | |
アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅(2016/米) | タイムは単なる悪役でなく、含蓄のある役どころでそれなりに渋いなど、全体として思っていたよりも面白くて楽しくて良い映画。特に白の女王アン・ハサウエイの両手の位置に気を配ってみているとグッとくるものがあった。 [review] | [投票] | |
教授のおかしな妄想殺人(2015/米) | 殺人とか道徳とかを巡ってアレンの前作『マッチポイント』をつい思い出してしまう。そして比較してみるとよくわかるが、本作のポイントはエマ・ストーンの様々な魅力を如何に目一杯引き出すかということに尽きる。 [review] | [投票] | |
フィフス・ウェイブ(2016/米) | クロエ・グレース・モレッツが好演。ある程度の演技もアクションもできてこの先、便利で使い勝手のよい役者になるのか、たぐいまれな存在感と魅力を発揮する女優になるのかが楽しみである。 [review] | [投票] | |
シークレット・アイズ(2015/米) | 最後の結末にはさすがにビックリ!人間の業の深さをまざまざと実感させる。 [review] | [投票] |