シーチキンさんのコメント: 投票数順
THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014/米) | いささかご都合的なところがあるが、トラボルタが何とも言えない味を出している。良い映画と言う程ではないが、トラボルタが良い役者になったなとしみじみ感じる。オチは読めるし、ストーリーにさしてヒネリもないが、見て良かったなと素直に思える一本。 | [投票] | |
日本で一番悪い奴ら(2016/日) | ホントにこれ実話がベースなの?と思ってしまうくらいに馬鹿げたというか、映画みたいな話だなあ。見栄と欲望に忠実な人間の描き方は映画そのものであるだけに、余計にそう感じた。 [review] | [投票] | |
TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ(2016/日) | 音楽がごちゃごちゃとしてるのはまあ、好き好きだからいい。しかし画的にもあまりにごちゃごちゃしているのは、物語を霞ませてわかりにくくしている上に、はっきり言ってうっとうしい。さらに肝心の「聞かせたい」という歌が今一つなのは致命的ではないか。 | [投票] | |
アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅(2016/米) | タイムは単なる悪役でなく、含蓄のある役どころでそれなりに渋いなど、全体として思っていたよりも面白くて楽しくて良い映画。特に白の女王アン・ハサウエイの両手の位置に気を配ってみているとグッとくるものがあった。 [review] | [投票] | |
教授のおかしな妄想殺人(2015/米) | 殺人とか道徳とかを巡ってアレンの前作『マッチポイント』をつい思い出してしまう。そして比較してみるとよくわかるが、本作のポイントはエマ・ストーンの様々な魅力を如何に目一杯引き出すかということに尽きる。 [review] | [投票] | |
フィフス・ウェイブ(2016/米) | クロエ・グレース・モレッツが好演。ある程度の演技もアクションもできてこの先、便利で使い勝手のよい役者になるのか、たぐいまれな存在感と魅力を発揮する女優になるのかが楽しみである。 [review] | [投票] | |
シークレット・アイズ(2015/米) | 最後の結末にはさすがにビックリ!人間の業の深さをまざまざと実感させる。 [review] | [投票] | |
ハロルドが笑う その日まで(2014/ノルウェー) | ゆるくてグダグダで敢えて言えば、すちゃらかクライム・ムービー、かな。ずんどこな雰囲気のせいか、誰も状態が良くなっていないのに、なんだか幸せな気持ちを感じさせる、不思議な北欧マジックな映画だった。 | [投票] | |
スノーホワイト 氷の王国(2016/米) | バイトっぽいシャーリーズ・セロン(それでもそんなに悪くないのは流石)よりも、哀れと切なさを感じさせるエミリー・ブラントが良かった。全体としてもそう悪い映画ではない。 [review] | [投票] | |
ひそひそ星(2016/日) | 何がやりたい映画なのか、よくわからず基本的に退屈な映画。レトロ風宇宙船や、ひそひそ星の影絵シーンなどは、画的には見ていて面白味もあるがそれだけでしかない。 | [投票] | |
マクベス(2015/英=米=仏) | 今更ながらシェイクスピア、「マクベス」を映画にするのなら、製作者としての思いというか、狙いをこめたものでないとと思うのだが、そういうものがさして感じられず、ぼんやりとした映画になっている。 [review] | [投票] | |
さざなみ(2015/英) | 夫の元に手紙が届いてから一週間にも満たない短い間の物語ながら45年にわたる夫婦の、双方の合意で築いてきたはずの生活の、その真実はどのようなものであったかを、抑制的に描く映画。 [review] | [投票] | |
レヴェナント:蘇えりし者(2015/米) | 荘厳な自然の中で、美しい雪原・清流と、鮮血・生肉の対比が印象的だが、それ以外は普通におもしろい。2時間半を超える長さが気にならないのは立派。 | [投票] | |
インサイダーズ 内部者たち(2015/韓国) | 久々に胸のすく、鮮やかな大どんでん返し。迫力と緊張感、凄みのある画もたいしたものだが、なんといっても作劇が見事。 [review] | [投票] | |
ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014/米) | 主人公が家を差し押さえられ、追い出される様子が余りにリアルで、絶句するというか、呆然とするというか。「まさかこんなことに」という境遇に一瞬で落ち込む様はちょっとしたホラーのようで怖い。 [review] | [投票] | |
大盗賊(1963/日) | 本作をアニメ化したのが『カリオストロの城』ではないか。それに匹敵する痛快娯楽大冒険活劇で実に楽しかった。何より八面六臂の大活躍をする三船敏郎が魅力的。 [review] | [投票] | |
宇宙大怪獣 ドゴラ(1964/日) | パノラマ特撮のシーンは少しは見応えもあるが、それしかない。怪獣とダイヤ強盗団という二つのストーリーの組み合わせがあまりに悪く、辟易する。 | [投票] | |
ヘイトフル・エイト(2015/米) | なるほど、ここまで血肉飛び散る強烈な映画では「R18+」も納得。吹雪で閉じ込められた小屋での密室殺人ミステリー西部劇みたいなくそのような前宣伝しかやりようがないのかもしれん。『レザボア・ドッグス』のタランティーノ監督かと思い起こさせる一本。 [review] | [投票] | |
クリムゾン・ピーク(2015/米) | むっちゃ怖かった。ビビリ症の私は、何度も何度も、心底ちぢみあがった。それでもスクリーンから目を離すことができない、極上の美しさがあった。どのシーンにも心奪われる妖しさと艶やかさがあり、まさに魅入られた。 [review] | [投票] | |
ブリッジ・オブ・スパイ(2015/米) | 渋くて緊張感のある映画に仕上がっており、さすがにスピルバーグの手練の映画とは思うが、話がサクサク進み、なんか手慣れた感じがし過ぎて今一つ。ただ信念を感じさせるトム・ハンクスは良かった。 | [投票] |