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「スウィングしなけりゃ意味ないね」(リーダー)の映画ファンのコメント

アメリカの影(1960/米) 私は死にたくない(1958/米) 大運河(1957/仏=伊) 彼奴を殺せ(1959/仏=伊) 天使の恍惚(1972/日) 嵐を呼ぶ楽団(1960/日) 荒野のダッチワイフ(1967/日) すべてが狂ってる(1960/日) 殺られる(1959/仏) 豹は走った(1970/日) 危険な関係(1959/仏) 嵐を呼ぶ男(1957/日) 白昼の襲撃(1970/日) 黒い太陽(1964/日) 狂熱の季節(1960/日) さらばモスクワ愚連隊(1968/日)が好きな人ファンを表示する

夜顔(2006/仏=ポルトガル)************

★5変態者の時を越えた奇跡的対峙、あるいは磁石の対極のごとく永遠に反目する同嗜好者。類は友を呼ぶとでもいうべきアンリの、セヴリーヌへのアブノーマルな偏執ぶりは、そのままオリヴェイラ監督と作品の関係に置き換え可能。それは経年と執着が生む歪んだ緊張感。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★5世の殆どの映画は、映像の中の風景や人物を、何らかの語りの効率の下に切り貼りすることで、この豊饒さを放棄しているのだ。この名匠の手の中では、物語ではなく、時そのものが語る。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★4ここにおいて物語の経済学は完膚なきまでに葬り去られる。長すぎるフィックス・速すぎる切り返し・ミシェル・ピコリの身体/顔面・鏡・照明、がかたちづくる「無駄な/過剰な」カット群の魔力。それがつまりは、とりあえず「映画」と呼ばれている何ものかである。 (3819695)[投票(1)]