★4 | テーマからしてポン・ジュノを仰いでいるのは明らかだが、本家に二、三歩及ばず、欠落の穴埋めを既製品のトレースや虚仮おどしに逃げた感も一部否めない。しかし、暴力の様態を極力「打撃」に徹底して「無常と怒り」を文字通り叩きつける演出は明快で正確。暴力のグロテスクなユーモア感も時に本家を凌ぐ。「接近戦」の映画。
[review] (DSCH) | [投票(5)] |
★3 | 面白いんだがムカムカするのがこの映画の様だ。人によってムカムカポイントは違う様だが、私のムカ点は…、 ☆3.7点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 信頼のバイオレンス-グロ。でもチェイサーなんだから、走っているシーンはもう少しスピード感が欲しかった。例えて言うなら太陽にほえろ位は。 (Soul Driver) | [投票] |
★4 | 走る走る俺たち。『哀しき獣』よりは冗長だが、その手に汗を握る疾走感の原点的作品といえる。 [review] (モロッコ) | [投票] |
★2 | どうやら、「冷静沈着」「頭脳明晰」という言葉はないらしい。日本の警察機構好きからしたら、韓国警察は馬鹿すぎて腹が立つ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★4 | 物語を転がす要因がもっぱら警察の無能さであるという点が作劇の稚拙さとして批判を集めるだろうし、またそれが現代韓国の社会批判として構想されたものだったにしても特に感心はしない。しかしとても面白い。観客が嫌悪感を抱くであろうこともものともしない、面白さに対してひたすら貪欲な姿勢に敬服する。が、しかし。 [review] (3819695) | [投票(9)] |
★3 | いささか強引なのか、すこぶる豪腕なのかはまだ分からぬが、ナ・ホンジンは非凡な力技で、勢いあまって「善やら悪やら」あるいは「悲嘆やら情感やら」をもねじ伏せてしまった感あり。活きのよさのみでの爆走は、新人監督にとって決して悪いことではないのだが。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 最初見始めたときからキム・ユンソクは ソン・ガンホの役どころを演じていることに気づく。顔も似ていないことはない。全体にガンホを意識しているかのような演技だ。そのうちに気がつかなくなるが、、。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | 解釈してしまえば韓国的情念の映画という他ないのだが、見せ方がしっかりしているだけにそんなことは気にもならずに過ぎてゆく。 [review] (SUM) | [投票(3)] |