★4 | これも成瀬巳喜男らしく広げたプロットを全て広げっぱなしで閉じてしまい、問題が何も解決されない映画なのだが不思議と幸福感がある。中盤からはずっとニヤケっぱなしで見てしまった。まず、高峰秀子がどのシーンもとても可愛いので嬉しくなるが、ただ、本作の肝は母親役の浦辺粂子だ。彼女があの奇跡的な稲妻のカットを導く。 [review] (ゑぎ) | [投票(8)] |
★4 | 三浦光子の次女を筆頭に、よく泣く姉妹だ。 (Yasu) | [投票] |
★2 | 無茶苦茶な人々を描きながら、描き方や演技の平凡さばかりが目立ち、期待はずれ。 (檸檬) | [投票] |
★5 | 浦辺粂子の愚痴最高。小沢榮の厭らしさ絶頂。香川京子のかわいさ絶品。私は打たれた。 [review] (町田) | [投票(4)] |
★4 | 高峰秀子の稲妻娘というところか。 (かふ) | [投票] |
★3 | 金に群がるあさましき人間の醜さは芙美子ワールド全開といった感じだが、成瀬の手にかかると喜劇性を帯びて可笑しみさえ感じられてくるから凄いものだ。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |
★4 | 下町も、血の複雑な兄弟関係も縁のない世界だが、いつの間にか高峰秀子や浦辺粂子と同じような目線で世界を見ていることに気づく。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★5 | 右往左往する女たち。ネチネチまとわりつく男たち。この半分つながりの姉妹たちの生活空間には、母親(浦辺粂子)が撒いた負の磁場が存在するかのようだ。その証拠に、この母親は娘を引き寄せ、あるいはのこのこと何処にでも顔を出しさりげなく存在を主張する。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |