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ピエール・ジャン・ラロックの映画ファンのコメント

グレースと公爵(2001/仏) 偉大なるマルグリット(2015/仏) 黄色い星の子供たち(2010/仏=独=ハンガリー) ルパン(2004/仏=伊=スペイン=英) ベネデッタ(2021/仏=オランダ=ベルギー) 英雄は嘘がお好き(2018/仏=ベルギー) キング・オブ・キングス(2003/仏=伊=独) レディ・エージェント 第三帝国を滅ぼした女たち(2008/仏) アステリックスの冒険〜秘薬を守る戦い(2012/仏=伊=スペイン=ハンガリー) モリエール、恋こそ喜劇(2007/仏) 三重スパイ(2004/仏=ギリシャ=伊=露=スペイン) 我が至上の愛 アストレとセラドン(2007/仏=伊=スペイン) プチ・ニコラ(2009/仏)が好きな人ファンを表示する

黄色い星の子供たち(2010/仏=独=ハンガリー)************

★4ちょっとまとめきれていない部分もあるが傑作。物を手渡す、目を合わせる、手を触れる・・・感傷的な描写ではないが、カメラは雄弁にものを言っている。 [review] (赤い戦車)[投票]
★5全体として淡々とした物語は、かえって暴虐なる現実の歴史に思いをはせさせる。酷く、暗黒の史実があるだけに、最後のシーンには涙せずにはいられなかった。 [review] (シーチキン)[投票]
★4サラの鍵』はまだ見ていないが、と前置きをした上で云えば、数多あるユダヤ人迫害映画とこれを決定的に分かつのは「自転車競技場」の存在だ。空間的なスペクタクル性もさることながら、状況の混沌を炙り出す演出が厳しく、フェアだ。収容所にもかかわらず、ここでの子供らは無邪気に駆け回りさえする。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4狙った演出より、拾った映像がミラクルをたくさん起こした。いくつものこういった残酷が浮き出る映画と同じように、今作もまた強く心に残った。感想にはならない、でも観るべき、そういう作品。 (あちこ)[投票(1)]
★3タイトルからストーリーがすべて分かってしまう−そして、それ以上のこともないのは残念だった。が、今この映画をつくる意義は“風化させないこと”。これに尽きると思う。それには十分応えてくれた。 (KEI)[投票]
★3思いのほか「お涙頂戴」的であり、歴史に照らせば非情な事件を「綺麗なまま」に撮った甘ちゃんな描写も多いのだが、映画力を信じたカメラも散見され感心を促される。メラニー・ロランの看護婦が競輪場に到着し、彼女が立ったドアから一気に競輪場を鳥瞰するまでの長回しは、それがCGであっても優れて映画的で絶望的な名シーンだ。 [review] (水那岐)[投票(2)]