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沖雅也の映画ファンのコメント

反逆のメロディー(1970/日) 惑星大戦争 THE WAR IN SPACE(1977/日) 北村透谷 わが冬の歌(1977/日) ザ・ゴキブリ(1973/日) 女王蜂(1977/日) 地球へ…(1980/日) 新宿アウトロー ぶっ飛ばせ(1970/日) 花の特攻隊 あゝ戦友よ(1970/日) 白熱 デッドヒート(1977/日) 古都(1980/日) 男の世界(1971/日) 斬り込み(1970/日) ときめき(1973/日) 乱れからくり(1979/日) 火の鳥(1978/日) 流血の抗争(1971/日) いちどは行きたい女風呂(1970/日) ブルークリスマス(1978/日)が好きな人ファンを表示する

幸福(1981/日)************

★4犯人探しよりも、そこに行き着くまでに浮かび上がる人間模様が大変に興味深い。 [review] (青山実花)[投票(2)]
★5喧騒と排気ガスの中で這いずり回る小さな小さな人間たち。市川崑が切り取った“昭和”。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★4銀残しの手法によって東京が全く別の都市に見える。また情けない親たち−憎くまれグチを叩く姉弟に手を焼く駄目親父水谷豊、娘の恋人を拒絶する頑固親父浜村純、嘘吐きで親ばかの市原悦子、無責任な草笛光子、の描写は全て現実味があって胸を激しく揺さぶる。市川ミステリの隠れた秀作。 (町田)[投票(3)]
★5版権問題やら何やらが絡んでなかなかTV放送・ソフト化がされないが、これはなんとも残念。DVDが出されたら真っ先に買いたい。 [review] (3WA.C)[投票(2)]
★4描かれる様々な家族のカタチは、どれも複雑そうでいながら、実はみなエゴの体現でしかなく、その根はシンプルなのだが、それだけに人にとって最もやっかいな問題なのだ。程よく鈍い銀残しの色調は、そんな現実を透かし観るのにちょうど良いフィルターのようだ。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4恋人同士の永島敏行中原理恵の寂しげな雰囲気が圧倒的に好い。珍しく、市川流ユーモアが不要だった感があるのは残念。 (檸檬)[投票(1)]
★4妻に逃げられた者同士の水谷と浜村の対比はいまいちだが、 倉崎青児、川上麻衣子の兄妹と永井英理と黒田留以の姉弟の対比はよい(姉弟のなんといじらしいことか!)。思えば20年前に"銀残し"を施した『おとうと』は姉弟がテーマだった。 (TOMIMORI)[投票(1)]