★4 | 場当たりに選んだ女を妻として乃至は選ばれた女が男を夫として受容する過程に地方の救い難い閉塞が圧し掛かる。その崩壊図式は映画として新しくないよなと思う側から変転した物語は木下的母への思慕と今村的女性賛歌を纏うのだ。神の視座さえ感じる。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 復元能力なき過疎化。青息吐息の地縁神話。歪に肥大化した母性愛。困ったときの金権発動。婚姻名目の性欲処理契約。潜在的な異物排他の露見。フィリピン娘は異国の僻地で制度(公)と心情(私)の矛盾のはけ口となり、手作りの十字架を握りしめ一心に般若心経を唱える。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 胃液のような映画 [review] (白いドア) | [投票(4)] |
★5 | 新井英樹原作って知らなかった俺が悪かった。ごめんなさい。木野花ファン必見。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | ヒロインの内面が字幕でダダ洩れて、受け手は否応なく第三者の視点を強いられる。誇張された人物と事件の連なりは、人物と受け手の間に出来る距離感によって筋をブラックコメディそのものにする。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |