渡邊崇の映画ファンのコメント
岬の兄妹(2018/日) |
苦境や悲惨が自壊する寸前まで行かないうち段取り的に物語が進んでもうてはちゃうやろと思うのだ。もっとサディスティックに追い込めと思うし先人はそれをやってきた筈。小人症の男の醒めた言葉が男を抉ることもない。うんこも唐突すぎて前振り要だろと思う。 (けにろん) | [投票(2)] | |
岬の見える街に兄妹は鎖で繋がれている。おそらくは性愛以上の愛情を向け合う身だとは判っているのに、危うげな印象を抱くのは兄妹は恋を知らないからだ。愛情をもって接する筈の兄の非倫理的な行動は、ふたりの未熟さに裏打ちされている。だからこそ破滅に追い詰められてののっぴきならない行動は、もっと重要なスマホの音に無化されるのだ。 (水那岐) | [投票] | |
冒頭から第一感、ずいぶんと紋切型の表現が続くな、と思ったが、確かに全編に亘って、特に新しさを志向することなく、王道のスペクタクルを目指しているように感じられた。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |