★5 | 素晴らしいね。ロバを神にしてる。みんな知らないで苛めたり、一方生き様を見られてる。生きることの哀しみ、人の営み、愛。神は無知な人間に殺されるのか。それでも、許してくれるんだよね。いやー秀作。 (セント) | [投票(3)] |
★5 | 厳しい映画だ。ブレッソンらしい手の足のスペクタクルが静かに、そして怒濤のように押し寄せる。歩くロバの足をとらえただけのショットがもう究極の映画的造型として見る者を叩きのめす。裸のヴィアゼムスキーが壁にもたれているカットの峻厳さよ。うずくまるバルタザールを俯瞰で眺めるその眼差しの冷厳さよ。 (ゑぎ) | [投票(3)] |
★3 | 救いのない話を作ればそれでいいってもんでもないだろと思う。 (_) | [投票] |
★4 | 逃げる。しかし逃げられない。 (田原木) | [投票] |
★3 | ブレッソンらしい厳しさに満ちた映画。しかし救いがなさすぎて自分の肌に合わなかった。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | マリー(=マリア)であるはずのアンヌ・ヴィアゼムスキーに、聖母性を感じることができなかった。
[review] (リーダー) | [投票(2)] |
★4 | 墜ちるためだけに生きる静謐な緊張感。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★3 | 子供のロバは子供たちの手で洗礼を受けた。子供が大人に成るということは、自我や社会性を獲得することであり、欲や、エゴや、罪の不自由に心を浸食されるということだ。ロバが成長すると、鎖や、手綱や、蹄鉄の拘束から逃れることができなくなるのと似ている。
(ぽんしゅう) | [投票] |
★5 | この映画を観ることは、まるで神話を聴くかのような体験。 (浅草12階の幽霊) | [投票(1)] |