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「BGMのない映画」(moot)の映画ファンのコメント

緑の光線(1986/仏) セコーカス・セブン(1980/米) パリのランデブー(1994/仏) 旅芸人の記録(1975/ギリシャ) クローズ・アップ(1990/イラン) 害虫(2002/日) インテリア(1978/米) 美しき諍い女(1991/仏) 3−4X10月(1990/日) コントラクト・キラー(1990/フィンランド=スウェーデン) コンフィデンス 信頼(1980/ハンガリー) 叫びとささやき(1972/スウェーデン) 左利きの女(1977/独) ラルジャン(1983/スイス=仏) 桜桃の味(1997/イラン)が好きな人ファンを表示する

ラルジャン(1983/スイス=仏)************

★5後悔も罪悪感も快楽も感じられない感情不在の顔が恐かった。だからこそ、存在感が強烈に強く、無の概念を示すかの様にも感じられた。観るに対し、見事に逆説を捕らえた監督の、荒業の策略に嵌った。崇高なまでの完璧な即物性が描かれている。 (かっきー)[投票(2)]
★4若いときからブレッソンを見ていますが、これだけが波長がまったく違っています。静謐さがない。暴力的。余裕がない。遺作なんですよね。 (セント)[投票(2)]
★5理想的な映画。余分なものを削ぎ落とし、とにかくソリッドに仕上がっている。 (赤い戦車)[投票]
★5我々が日常目にする出来事はこの程度で、耳にする言葉はこの程度、と言わんばかりの省略。恐ろしいほどの緊張感。手とドアのせい。『スリ』や『白夜』の楽観がない。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★5数枚のニセ札によって歯車が狂いはじめる人生。その緊張感。一つ一つのショットが何もかも完璧に語っていき、全く無駄がない。う〜ん名人芸。 (ドド)[投票(1)]