★4 | 斉藤耕一・阪本典隆コンビの『津軽じょんがら節』と並ぶ代表作。「津軽・・・」が無彩色+赤ならば、この作品は無彩色+青の世界。日本のクロード・ルル―シュの異名をとった斉藤監督の絶頂期。宮川泰の音楽もいい。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 甘いが切ない日本では珍しいフランス風恋愛映画。こういうしゃれた映画がもっとあっていいよね。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | 恋愛の成立過程がお世辞にも精緻とは言えないが、冬の山陰の薄暗さの中で展開されるド演歌模様がルルーシュばりのカメラとレイばりのムードミュージックにのって展開されるミスマッチに心揺さぶられる俺は中年日本人。 (けにろん) | [投票(3)] |
★4 | やたらと物陰から狙うキャメラ、楽器を替えて繰り返されるテーマ、無口と饒舌の取り合わせなど、昔のNHKドラマが想起される(順序は逆なのでしょうが)懐かしい作風。『晩秋』なる韓国映画に影響されたとのこと。煮え切らないパッションが切ない。 (寒山拾得) | [投票] |
★5 | この監督の持ち味は、観客を突き放すようなロングショットにあると思っていた。だが、舐めるようなバストショットは残酷なまでに役者を「傍観」する。勿論、ロングショットは背筋が寒くなるほど切れている。台詞が少ない分、カメラに語らせているのだ。 [review] (sawa:38) | [投票(1)] |