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太陽に灼かれて(1994/仏=露)ファンのコメント

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ふたりのベロニカ(1991/仏=ポーランド)************

★5キェシロフスキの映画から思うのは、希望、という文字。希望の「希」は、布の目。糸と糸の隙間。ほんの、光がこぼれるかこぼれないかの、小さな隙間から、遠く、遠くを、覗き込む。そんな繊細な、美しさ。 (booca)[投票(3)]
★5映像美に捕らわれて瞬きすら出来なかった。不思議で知的で神秘的な運命。雨に唄うシーンは未だに心に残っている。永久のミラージュが更にもう一人のベロニカを生み出す心境。意志を持つ人間には、必ず心の奥にもう一人の自分が存在するのだと強く思えた。 (かっきー)[投票]
★5イレ−ヌ・ジャコブの存在感。そして、効果的な音楽。きらりとゆらめく光線。 不思議な現象、偶然の出来事など紡ぐのが好きなキシェロフスキーがカワイイ。 甘すぎることもあるけどね。 (れいし)[投票(1)]
★5すごいです。こんなに、手で丁寧に糸を紡ぐように織って作った、宝石のような映画。震えが来るぐらいです。主人公を通して、人間の本源的な存在そのものの哀しみを映してる。繊細だ。キェシロフスキの哀しみが伝わってくる。 (セント)[投票(2)]
★5ドッペルゲンガーとの奇跡的な親和。西欧文化との融合に際し多くの先人とは違いキェシロフスキは祖国との頚木を解き放ちはしなかった。奥ゆかしき西欧観が超自然なギミックと調和しトリッキーな撮影が先鋭を付加する。後にも先にも最高作はこれしかない。 (けにろん)[投票]
★5監督がいかにイレーヌ・ジャコブにほれ込んでいたかがよくわかる。音楽も最高にいい。美しい映画です。 (nene)[投票(1)]
★4セリフも説明もほとんどなくストーリーは進み、最後も何でそこで終わってしまうの?と思わず叫びそうになったが、脳裏には美しい映像と繰り返される楽曲、そしてイレーヌ・ジャコブの神々しいまでの美しさが強く印象に残る。 (ことは)[投票(1)]
★3画面の色合いや雰囲気など、実験的な部分もうまくいってて。おとなしい話。 (うやまりょうこ)[投票]
★3予想したような構成と異なりやや失望。『トリコロール』シリーズで得たようなカタルシスは訪れなかった。良くいえば繊細、悪くいえば小細工が多すぎる。 (24)[投票]
★5女優も撮影も照明も全てが美しすぎる。余韻を断ち切るようなカッティングも効果的。このように世界を知覚できる監督がヨーロッパに存在していたとは驚きだ。これは西洋よりむしろ東洋の感覚に近い。 (赤い戦車)[投票(2)]
★4実在しているのかどうかさえはっきりと確かめきれない相手なのに、そのシンパシイに心の中では猛然とダッシュし、ひしと抱きしめている時がある。そんな時、ふとこの映画のことを思う。そこにはコトバでもカラダでもない何かがある。 (tredair)[投票(3)]
★4カレイドスコープの向こう側の世界。子供の頃にビー玉とかいろいろな物を覗いたり透かしたりして、違った風景が見えてくることに胸をときめかせたことを思い出す。 [review] (くたー)[投票(3)]