「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
地獄(1960/日) |
前半の怒涛の展開と沼田曜一の禍々しさに尽きるが、複数人物を捉えた屋内シーンの構図が悉く見事に決まっており画面の端正さも特筆に値する。大蔵貢らしい猥雑さだが、画面作りには乱れが無い。地獄の造型は今見るとチープな感が否めないが、やろうとしたことは志の高さを感じさせるものだ。パゾリーニが描いた地獄と比較しない。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
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地獄(1960/日) |
前半の怒涛の展開と沼田曜一の禍々しさに尽きるが、複数人物を捉えた屋内シーンの構図が悉く見事に決まっており画面の端正さも特筆に値する。大蔵貢らしい猥雑さだが、画面作りには乱れが無い。地獄の造型は今見るとチープな感が否めないが、やろうとしたことは志の高さを感じさせるものだ。パゾリーニが描いた地獄と比較しない。 (ゑぎ) | [投票(1)] |