ジョン・ポリトの映画ファンのコメント
秋のソナタ(1978/スウェーデン) |
男と女とは評価が分かれるのでは。私は壮絶な母娘の女の業のようなものと思いましたが、家内は、所詮男が作った頭の中での話よと言い放った。(大なり小なり日常的らしい) (セント) | [投票(5)] | |
愛と憎悪に引き裂かれた女たちは言葉を乱射する。だが、ここで最も重要なのは言葉ではなく「顔面」である。引き裂かれ、どくどくと血の流れ出る裂け目としての顔面。ベルイマン作品にあっては、映画的な仕掛けの乏しさは顔面への集中の度合いの強さを意味している。 [review] (3819695) | [投票] | |
バーグマンVSウルマンの対決。この静かな静かなそして恐ろしい会話。見事に心の深層にのめりこみますよ。 (chokobo) | [投票] | |
透徹された表現主義は影を潜め自然主義的表現だからこその火花散る演技合戦に圧倒され、ショッキングなディテールも冴える。そして、カメラの前後の葛藤にも。対極の映画史を背負った2人のBergman。絶望の深淵からしか得られない達観にこそ真実はある。 (けにろん) | [投票(1)] |