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秋のソナタ (1978/スウェーデン)

Hostsonaten

[Drama]
製作イングマール・ベルイマン
監督イングマール・ベルイマン
脚本イングマール・ベルイマン
撮影スヴェン・ニクヴィスト
美術アンナ・アスプ
衣装インガー・ペーション
出演イングリッド・バーグマン / リヴ・ウルマン / レナ・ニーマン / アルヴェール・ビョーク / マリアンヌ・アミノフ / アルネ・バン・ハンセン / グンナール・ビョルンストランド / エルランド・ヨセフソン / イェオルグ・ロッケベルグ / ミミ・ポラック / リン・ウルマン
あらすじまるで紅葉のような書斎にて。「生きることを日日に学ぼう。だが自分が何者か分からぬ点が問題だ。ありのままの自分が愛されると嬉しい。でも、その希望は虚しい」―本棚から、妻エヴァが書いた一冊の本を取り出し、自分が大好きな一節を観客に披露する、牧師である夫ヴィクトル。彼は続ける「私が心から愛していると一度は教えてやりたい。だがその心を伝える言葉が見つからない」。するとエヴァが部屋に入ってくる。世界的に有名なピアニストである実母シャロッテ宛に、今しがた書いた手紙を携えて。その手紙は、母の愛人の死のお悔やみ、そして久しぶりの再会を促すものだった。そう、この母と娘は、もうかれこれ七年近くも会っていなかった― [more] (muffler&silencer[消音装置])[投票(2)]
Comments
全24 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5男と女とは評価が分かれるのでは。私は壮絶な母娘の女の業のようなものと思いましたが、家内は、所詮男が作った頭の中での話よと言い放った。(大なり小なり日常的らしい) (セント)[投票(5)]
★5愛と憎しみの葛藤 [review] (ルミちゃん)[投票(4)]
★5あまりにもいたたまれなくて、映画館から逃げ出したかった。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★5愛と憎しみ、憎悪と支配、優越感と劣等感、親と娘・・・、一番身近な人は、愛すべき対象であると同時に憎しみ合うべき対象でもある。だから身近な人とは必要異常に口をきかなくなる。・・それをやらせてしまうイングマル・ベルイマン、絶好調!! (ニシザワ)[投票(2)]
★5本当に一体何が正しいの?誰もが迷い、避けられぬ「死」を考えると苦痛に襲われる。生まれた記憶が無いように死も記憶は無いかもしれない。時折考え恐さを感じるが、昼になると理性を取り戻しその瞬間を当たり前に生きている。寝る前には見たくない映画。 (かっきー)[投票(1)]
★5バーグマンVSウルマンの対決。この静かな静かなそして恐ろしい会話。見事に心の深層にのめりこみますよ。 (chokobo)[投票]
★4親子や夫婦、或いは恋人たちは、ある期間を過ぎると二手に分かれる。過去を「蒸し返したがる人」と「忘れたがる人」に。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(11)]
★4この映画を観て、バーグマンを許した。 [review] (くたー)[投票(5)]
★4ベルイマン60歳の作品。60歳で何故このテーマなのか。母でも娘でもないのに。実生活で色々思い入れでもあったのかな?? (KEI)[投票(1)]
★4いちいち喋る度に相手の顔色を伺っているようなこの親子。ベルイマンの作品の中では、役者の演技への依存度が強い作品。 (takud-osaka)[投票(1)]
★4バーグマンのドキュメンタリー、もしくはスーパーヘヴィーな「いつもポケットにショパン」。ベルイマンが母にも娘にもなったことがないだなんて、ちょっと信じられません。 (tredair)[投票(1)]
★4バーグマン出演と美しいタイトル…だまされちゃいけません。ベルイマンです。 (ドド)[投票(1)]
★4透徹された表現主義は影を潜め自然主義的表現だからこその火花散る演技合戦に圧倒され、ショッキングなディテールも冴える。そして、カメラの前後の葛藤にも。対極の映画史を背負った2人のBergman。絶望の深淵からしか得られない達観にこそ真実はある。 (けにろん)[投票(1)]
★4ねえねえ、どーして娘と母の確執をそんなに分かってるの? (ボイス母)[投票(1)]
★4親子間の確執をここまで微細に言語化するってなかなかないよな、という意味で面白いが、やっぱり見ていて気分が悪い。 (G31)[投票]
★4主演俳優の表現の巧拙は、いかに全体を通して起承転結をつけるかにかかっているのだと、名優ふたりに丁寧に教えてもらった。タイトルバックの美しさが主題を優しく包んでおり、これも印象に残る。 (寒山拾得)[投票]
★4人は自らの想い(感情)を言葉や表情こめて互いの理解をはかる。しかし、娘と母が見せるそれは拒絶と絶望の表情だ。「言葉にならない感情」に歪みこわばる顔。「感情に翻弄された言葉」にたじろぎ崩れ落ちる顔。理性や感情で制御できない、むき出しの人間の顔だ。 (ぽんしゅう)[投票]
★4本作を書いてる内に気づきましたが、バーグマンはスウェーデン語だとベルイマンと読むんですね。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4愛と憎悪に引き裂かれた女たちは言葉を乱射する。だが、ここで最も重要なのは言葉ではなく「顔面」である。引き裂かれ、どくどくと血の流れ出る裂け目としての顔面。ベルイマン作品にあっては、映画的な仕掛けの乏しさは顔面への集中の度合いの強さを意味している。 [review] (3819695)[投票]
★4演技にのめりこむという幸福な時間をこの映画は与えてくれる。そしてその濃密な時間を美しい撮影がやさしく手助けする。これは傑作です。 (ナム太郎)[投票]
★4打々発止にただただ圧倒。 (coma)[投票]
★4一見わけの分からない女、静かなる憎しみを抱える女、やっぱりリブ・ウルマンはうまい。そしてバーグマンは美しく、ベルイマンニクビストのコンビが鑑賞者を魅了するのは間違いなく。 (バーボンボンバー)[投票]
★3この家族ってわからない。本当にこんなことがあるの?家庭の事情とか登場人物達のそれぞれの気持ちがよく理解できなかった。 [review] (kazby)[投票]
★08年前見たがベルイマン、バーグマン名前の似てる?見たことない冬のソナタと繋がりないなだろう多分、と思いつつ途中で寝ちゃた。顔アップで言い合って息苦しい画面が多かったような気がしてか、カサベガスの顔がよく出る映画思い出す始末…真摯で重い表現に対し寝るのはどうなんだろう。 (モノリス砥石)[投票]
Ratings
5点15人***************
4点39人***************************************
3点11人***********
2点1人*
1点1人*
67人平均 ★4.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
映画で聴くクラシック (モモ★ラッチ)[投票(27)]キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得)[投票(10)]
女のVersus(ヴァーサス) (けにろん)[投票(8)]哀しいけれど、ここでまた会える! (mimiうさぎ)[投票(6)]
第2位の歴史 外国映画篇 (ナム太郎)[投票(4)]映画における「語り手」の介入 -narrators- (muffler&silencer[消音装置])[投票(4)]
メタフィルム≒虚構の暴露、そして映画の中<映画> -metafilms- (muffler&silencer[消音装置])[投票(3)]−アカデミー賞脚本・脚色賞ノミネート作品(70年代後半)− (kawa)[投票(2)]
親の愛・支配・抑圧、そして愛という名のエゴ (ボイス母)[投票(2)]
Links
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