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トーマス・ノックの映画ファンのコメント

山の焚火(1985/スイス)が好きな人ファンを表示する

山の焚火(1985/スイス)************

★4スイスの山の自然の風景が美しい。そして無垢ゆえに起きる悲劇。痛々しい残酷さ。悲しみに満ちた家族のドラマが印象に残る・・。 [review] (TOBBY)[投票(2)]
★4ある家族の営みというものを、演出も誇張も隠蔽もなく、ごくごくありのまま描き出すと、思わぬ衝撃映像になってしまうこともある……といういい見本だったと思います。 [review] (ユリノキマリ)[投票(2)]
★4牧草地の描写がいい。ゆったり畝って生々しく、ぼんやりと眩暈をさそう。何が起こっても不思議じゃなくなる。 (寒山拾得)[投票(2)]
★4起こる出来事すべてが異常な事には思えないほど、あの地で生きる事の異常さにあっけにとられました。でも、あの地で生きる事の方が正常で、起きる出来事を異常に思えない自分の方が異常かもしれません。やられました。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4冒頭で一家が通販雑誌を開いて「ガステレビ」の話をしていたところが忘れられないのですが、ほんとにあるんでしょうか、こんなもの(プロパンOKとかも言っていた)。 (HIBARI)[投票]
★4極端にセリフを除いた映像はドキュメンタリータッチだ。自然の営みと一体となってしまったいわゆる原始共同体的な生活は人間に警告さえ与える。文明批評的映画と考えればいいのかどうか、考えさせられる。 [review] (セント)[投票(1)]
★4ハイジのアルプスに憧れた、全国500万少女の一人として、この映画の中のアルプスは衝撃的でした。平らな地面がないということが、ここまで閉塞感を与えるということ・・・閉じた土地だからこそ、こんな話があるんだろうな・・ (イライザー7)[投票(3)]
★3姉弟、父母、祖父母の三世代の人間、三組の男女しか出てこない。遠眼鏡、虫眼鏡、あるいは手鏡や姿見は無論「見る」為の道具だが、それで見いだせるのは御互いに合わせ鏡のような存在でしかない肉親同士のみ。見つめ合うことは御互いを呪い合うこと。呪いによって結びつけられる男女=夫婦=家族。それ故に蠱惑的な「家族」の死の物語り。 ()[投票(2)]
★3う…動いた…よね、お母さん(汗)!? こここ・コワ〜イ〜!! それにしても何てカラッポで美しい北の自然なんだろう! (TOMOKICI)[投票(1)]
★3何も起こらないのではなく起こってしまう点が純度を低める。閉じた世界が開かれるかに見えた矢先の終焉では物語の序章のみを取り上げ希釈した印象。どうカメラを置いてもそれなりに撮れてしまう景観世界なのだが、にしては余りに絵葉書めいた平板な撮影だ。 (けにろん)[投票(1)]