★5 | V・ウルフがたくみに狂言回し使われていて、ダロウエイ夫人に仮託されたある種の頑固=孤独(自分や他者との確執や生理的な確信など)が伝染病のようにそれぞれの主人公に伝わりながら周囲の人にも影響を与えてゆくさまが恐しい必然のように描かれていて秀逸。「不寛容」につい掘り下げた映画だと思う。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |
★2 | ニコール・キッドマンが20世紀と21世紀を代表する偉大な女優であるのは判りきったことなのに、今さらこんなしみったれた女を演じさせて何が嬉しいのかわからない。 (ハム) | [投票(1)] |
★5 | シアワセ〜ってなぁんだぁっけ、なぁんだぁっけ、○○○○がある家さ♪○○○○にあてはまることばが、この映画で見つかる [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(17)] |
★4 | ケーキを焼くのは簡単なこと。焼くだけならばたいていの人はできる。 [review] (tredair) | [投票(9)] |
★4 | たくさんの家族や友人に恵まれても、
決して幸せになれない人がいるという事実。 [review] (MM) | [投票(2)] |
★3 | 切り口が鮮やか。予断を許さぬ丸め方。こんな気分の渦中にあったら腰が立たないくらい打ちのめされたと思う。ただ、個人的な気持ちの踏み込みが必要なので(「ダロウェイ夫人」既読かどうかもあり)、観客を選ぶかも。 (カフカのすあま) | [投票(1)] |
★4 | ライトモティーフは「ダロウェイ夫人」。時折韻を踏むかのように短いフレーズを重ね合わせながら、三人の奏者の間で主旋律と通奏低音がめまぐるしく入れ替わる。その緊密な脚本は、いまにも音楽を奏ではじめるかのようだ。
[review] (くたー) | [投票(5)] |
★5 | 暗く、やりきれない気持ちを抱え込んでしまうけど、心に残るシーンが本当にたくさん。特に男優達の放つオーラが凄い!! で、ちょっと聞いてみたいんだけど、ニコール・キッドマンいつ登場するんだろうと思った人はどれくらいいるの? ただ この映画がヒットするわけがなんとなく分かる かなしい。 [review] (kazby) | [投票(1)] |
★4 | なんとも感想を表現し難い映画だ。この気持ちは、共感なのか、ショックなのか、感動なのか、否定なのか…。 (わわ) | [投票(2)] |
★5 | 時間を貫いて存在する因縁のかたちを、自在に移動する魔術のようなキャメラが疑いようもなく明るみに出してしまう。これがニコール・キッドマンかと思うくらい、彼女は、この映画でも飛躍的変身を遂げてしまった。旬の女優をリアルタイムで賞味するよろこび。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 前半は3つの話が時空を越えて錯綜していて混乱したが後半でその関連が紐解かれて納得。 [review] (RED DANCER) | [投票(1)] |