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梁石日の映画ファンのコメント

家族シネマ(1998/韓国) 夜を賭けて(2002/日=韓国) 月はどっちに出ている(1993/日) 闇の子供たち(2008/日) 血と骨(2004/日)が好きな人ファンを表示する

カミュなんて知らない(2005/日)************

★4人間は小さなたくさんのコミュニティに属して生きている。大学というその中でこんなに複雑に絡まって、そして深いところまで落ちていく。ラストの演出は少し驚きました。 (あちこ)[投票(1)]
★5いやあ、面白かった。そういう映画ってファーストシーンから何かあるよね。この映画もそのカメラの長回しがかなり個性的で最初からわくわくした。 [review] (セント)[投票(5)]
★5確かに人の心の深淵には己も気づかぬ得体の知れない衝動が潜んでいるもので、常識や規範に封印されたその非合理的衝動は、ある状況や思いが飽和点に達したときに誰にも解せぬ行動として日常の中に立ち現れる。心の不可視的深層に共振する軽やかだが不気味な映画だ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★3面白いんだか、どうなんだか。監督、若い映画作家たちへの目線が好々爺になってませんか? (kenichi)[投票(1)]
★4ラストに至ってそれまでの数多い映画への言及、技法の参照が、現実と虚構の狭間を垣間見せるため周到に設計されたものと分かり、思わず手を打った。不自然に動くカメラワークも観客の「視点」を意識させるためのものか。良い場面・良い演出がたくさんある。全編に渡り、風が吹いているのもいい。 (赤い戦車)[投票]
★5「これは映画の話だから」とか「映画の中だけのことさ」というまやかしの一切を否定する映画。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★3「不条理」をドラマが扱って半世紀、もう出がらし状態であり、ここでは主題を穿たない方便の機能しか果たしていない。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3大学らしいペダントによる映画へのオマージュかと思っていたら、むしろ「大学らしい」混沌の中のごちゃまぜパロディ風味のスラップスティック。ただ、死や破滅と隣り合わせにある状況を、そのまま死や破滅と結び合わせたリアルな方向へ持ってゆくべきだった。毒気のない予定調和はどうにも愉快ではない。 [review] (水那岐)[投票(1)]
★3とりわけ重い責任を背負わされることもなく、それぞれが好きなことに打ち込んでいる大学のサークル棟。だがそこは地上の楽園ではなく、全体がふわふわと浮かび上がり、やがてぐねぐねとうねるような異空間であった(責任を背負っているはずの教授もこの異様な空気にあてられている)。大学時代にこんな感覚をおぼえたことがあった。黒沢清の作品とも似た雰囲気を感じさせる。(★3.5) (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]