リリアン・ギッシュの映画ファンのコメント
夜の人々(1948/米) |
『夜の人々』は悲痛な美しさをもった白黒映画だ。『俺たちに明日はない』のラストの派手派手しさが子供騙しのように感じられる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
青春映画の走りなのだろう。ファーリー・グレンジャーがジェームズ・ディーンになる歴史もあったのかも知れない。映画は甘口で私には世評の高さが得心できず。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
16歳で刑務所入りしたこの23歳の青年(ファーリー・グレンジャー)の「世間」はあまりにも狭い。娘(キャシー・オドネル)といくら車を走らせたところで、彼の「世間」は悪行の輪の内だ。そんな未熟な彷徨をニコラス・レイは、激情を廃し慈しむように淡々と描く。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
ニコラス・レイの処女作にして最高作。定石となった犯罪ストーリーだが、みずみずしい仕上り。 (丹下左膳) | [投票] |