★4 | 本当に寒そうな北海道の本当に冷たそうな雪の中、本当に辛そうな顔をしている幼児とは対照的に、頑固なまでに「少年」を演じる少年。それに応えるかのごとく、見事に崩れていく雪の塊。このシーンだけでも素晴らしい映画だと思う。 (ナム太郎) | [投票] |
★3 | 継母にとともに脱出を図ろうとする少年に向かって、肩の傷痕をさらし戦友の死をがなりたてる父親の被虐的諦観に戦後20余年を経てなお社会の底辺に隠れ徘徊する敗戦の亡霊を見る。冒頭の黒い日の丸ほど寡黙に国家を挑発したシーンを私は見たことがない。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 高知、福山、松江、城崎、天橋立、福井、敦賀、秋田、稚内、札幌、大阪と舞台を繋ぐ、一種のロードムービーだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 幼児虐待。子供を食い物にする親って、いつの時代にも存在するのだなぁ・・・。 [review] (Linus) | [投票(2)] |
★2 | この題材を黒塗りの日の丸で規定してしまうところに大島の横暴を感じる。情緒的な泣かせと政治的な反権力指向の狭間で物語は宙に浮いて居所を失う。後者であるならよりブラックな諧謔を、前者であるなら木下イズムへの転向をだが、それはできぬ相談。 (けにろん) | [投票] |
★4 | なら最初からワンタン頼めよ、渡辺文雄 (kenichi) | [投票(4)] |
★5 | 戸田重昌の美術的解釈には共感できる。少年を中心に家族の調和が変わってゆく。素晴らしい作品だと思います。 (chokobo) | [投票] |
★3 | この映画の見どころは食事シーンか?宗谷岬の饅頭は美味しそう。城崎で買ったパンは不味そう。その他カツライスにワンタンに中華蕎麦etc.…。しかし所謂ホームドラマにおける家族の団欒とは一寸意味が異なる。 (熱田海之) | [投票] |