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あゝ声なき友 (1972/)

[War]
製作杉崎重美 / 本田延三郎 /
監督今井正
脚本鈴木尚之
原作有馬頼義
撮影堂脇博
美術森田郷平
音楽小室等
出演渥美清 / 森次浩司 / 北村和夫 / 小川真由美 / 加藤嘉 / 倍賞千恵子 / 新克利 / 松村達雄 / 吉田日出子 / 志垣太郎 / 市原悦子 / 長山藍子 / 香山美子 / 田中邦衛 / 財津一郎 / 長門裕之 / 江原真二郎 / 北林谷栄 / 悠木千帆
あらすじ昭和20年、戦地で病にたおれ南方戦線行きをまぬがれた西山民次(渥美清)は、戦友12名から託された遺書を預かり日本へと帰還してきた。都市という都市はみな空襲で焦土と化し、手紙の受取人たちの所在は皆目分からず、西山の家族もまた広島で原子爆弾の犠牲となていた。闇物資の担ぎ屋として金を稼ぎ始めた西山は、同じ闇屋(田中邦衛)に出入する山田花子と名のる女(小川真由美)と知り合い一夜をともにするのだった。戦友たちの遺書を届けることに自らの半生を捧げた男と、全国に散った遺族たちに残された戦争の傷跡を描く社会派ドラマ。原作は有馬頼義の「遺書配達人」。(105分/カラー/ワイド) (ぽんしゅう)[投票(1)]
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全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4戦友の遺書を届け続けるという行為は、結局誰の為だったのか?誰もが不幸になるというジレンマ。ラストのショットの静かだが強烈な静止画に、はっと驚く。そして、このタイトルの秀逸さが響くのだ。今しばらく余韻が欲しい作品である。 [review] (sawa:38)[投票(2)]
★4渥美・北村対決の緊張感は、失って初めて判る、戦後日本のつっかえ棒だっただろう。これを伝えてくれる裏「男はつらいよ」。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4渥美清が突きつけられた現実。それは、お国のためであろうがなかろうが、死は、決定的に生と断絶しているということだったように思う。 [review] (G31)[投票]
★4この作品をリメイクするなら是非主役はビートたけしにお願いしたい。 (TM(H19.1加入))[投票]
★3渥美清の温かみあるキャラクターを全否定するような空しい話に憂鬱になった。 [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★3渥美清の入魂作。北村和夫が煙草の明かりでぼっと浮かび上がるプロローグなんていい雰囲気だし、各挿話で撮影は頑張っていると思う。しかし今井正という人は見事にスタイルのない人だ。だが本作も彼らしいスケベな視点は健在。吉田日出子が脱ぐ必然性なく脱いでいる。(勿論脱ぐ必然性なんて不要なわけですが。)あと北村は怪演。 (ゑぎ)[投票]
★2真摯な映画だとは思う。しかし、数は多いが深みに欠けるエピソードの単調な羅列は、語られ終えたはなからどんどんと印象が薄れ、語の焦点が遺族たちの遺恨物語と西山(渥美清)の贖罪物語の間を彷徨い続ける。シナリオも演出も中途半端感が否めない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
★2正直、ガッカリ。松竹カラーである人情物にしたいのか、今井正流のリアリズムな作品にしたいのか、どっちつかずな印象。今井×渥美が合ってないのが、一番の敗因。脇が豪華なだけに残念。['06.7.30] (直人)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点7人*******
3点3人***
2点2人**
1点0人
12人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
第二次世界大戦と映画 アジア編 (町田)[投票(15)]
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