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マジック・イン・ムーンライト (2014/)

Magic in the Moonlight

[Comedy/Romance]
製作総指揮ロナルド・L・チェズ
製作レッティ・アロンソン / スティーヴン・テネンバウム / エドワード・ウォルソン
監督ウディ・アレン
脚本ウディ・アレン
撮影ダリウス・コンジ
美術アン・シーブル
衣装ソニア・グランデ
出演コリン・ファース / エマ・ストーン / アイリーン・アトキンス / サイモン・マクバーニー / マーシャ・ゲイ・ハーデン / ヘイミッシュ・リンクレイター / ジャッキー・ウィーヴァー / キャサリン・マコーマック / エリカ・リーアセン / リオネル・アブランスキ
あらすじイギリス人の人気マジシャン、スタンリー(コリン・ファース)は皮肉屋で毒舌家。世の中のこと全てを理屈で割り切る石頭の合理主義者だ。そんなスタンリーにマジシャン仲間が、ある相談を持ち掛けた。知り合いの大富豪夫人(ジャッキー・ウィーヴァー)が、アメリカ人の若い女霊能師ソフィ(エマ・ストーン)に心酔し、彼女のために大金を出そうとしているという。そこでソフィのトリックを見破って夫人を助けて欲しいというのだ。魔法や超能力などいっさい信じないスタンリーは、意気込んで夫人の別荘がある南仏のコートダジュールを訪ねるのだが、どうやらこの可愛らしい小娘ソフィは本物の超能力の持ち主のようなのだった!!(98分) (ぽんしゅう)[投票(1)]
Comments
全10 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5最早新しいことは何一つ無いのだがアレンシニカルサイドを抽出したかのようなファースが目玉お化けエマの眼力の下の純情に融解される。そのキャラ強度こそ肝。天文台の雨宿りはラブコメ常套でも品位と節度が好ましい。年増女優陣のセレクトも良。 (けにろん)[投票(3)]
★5ベタを鉄板に変えてしまうウディ・アレンの見事なマジック。年代物のワインで作ったフレンチのスイーツのよう。老練な味わいにエマ・ストーンが新鮮なミントの役目を果たしている。佳作だが減点できない。 (ロープブレーク)[投票(1)]
★4厭世家が「恋」にとらわれるという掴みはベタでも、「恋は超常現象」とする語りが楽しく、ニーチェ信奉など細部とのギャップがいちいち可笑しい。撮影もノリノリで暖かい陽光の恋フィルタ全開、「超常現象」的マジカルビジョンを提示。何より「人生にはウソも必要でしょ?」という皮肉のない哲学の優しさが沁みる。主演は最高。ファースがベートーヴェン7番を勧める所が個人的にツボ。私も好きです。 (DSCH)[投票(4)]
★4完全犯罪の謎解き的興味を持たせつつ、本人ですら計り知れない男と女の奇妙な恋愛の心もちを、いたって分かりやすくユーモラスに語ってみせる、これぞまさにアレン・マジック。C・ファースの嫌味をさらりと受け流すエマ・ストーンの天真爛漫ぶりがキュート。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4とにかくエマ・ストーンがキュートすぎる!アレンの皮肉さは軽くなって、会話のテンポが心地よい。 (あちこ)[投票]
★3エマ・ストーンのオッサン殺しが板についている。恋愛一般がそうであるように本音が見えない点が狂おしくさせる反面、あまりにもそれが見えないために、ようやく本音が出てもそれを本音だとは信用できない。 [review] (disjunctive)[投票(4)]
★3他愛ない、としか言いようがないが、ここまで完璧に「他愛なく」作ることこそが名人芸なのだろう。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★3屋外のシーンの光の扱いは全て美しい。夕方の斜光。陽光。曇天。稲光。ダリウス・コンジらしさが良く出ている。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3そういや、ウディ・アレンのマイベストは何だろう?と考えてしまう映画。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★3コリン・ファースが主演だから期待しちゃった。可もなく不可もなくと言った感じの作品でした。 (stimpy)[投票]
Ratings
5点2人**
4点5人*****
3点12人************
2点0人
1点0人
19人平均 ★3.5(* = 1)

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