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勝手にしやがれ!!英雄計画 (1996/)

製作須崎一夫
監督黒沢清
脚本黒沢清 / 大久保智康
撮影喜久村徳章
美術芳野尹孝
音楽トルステン・ラッシュ
出演哀川翔 / 前田耕陽 / 大杉漣 / 洞口依子 / 黒谷友香 / 寺島進
あらすじ便利屋の雄次(哀川翔)と耕作(前田耕陽)は、異常なほど正義感に燃えた青年の青柳(寺島進)と知り合った。青柳は妹の玲子(黒谷友香)の心配のをよそに、地元に住むヤクザの雨宮(清水宏)に立ち退きを迫る住民運動の先頭にたっていた。そこで、青柳と玲子に頼まれた雄次は雨宮の説得に借りだされてしまう。 そんなとき、青柳が何者かに銃で撃たれ、その嫌疑をかけられた雄次は行方をくらませてしまった。それから数年、国会議員(藤田敏八)の秘書となった青柳は、町のホームレスを一掃する浄化運動を強引に押し進め、かつての住民運動の仲間たちとも激しく対立していた。終末感が漂うシリーズ第6作目にして最終作。(85分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5随所に挿入される哲学めいた会話のやり取りが面白く、巧みなカット繋ぎやアンゲロプロスばりの長回しから映画的興奮も存分に味わえる、単なるプログラムピクチャーの枠を超えた傑作。幼稚な正義漢を演じる寺島進が不思議なハマり役。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★5黒沢清が描く終末の景色。前作『成金計画』ラストシーンから漂い始めた不穏な気配が、ここでは全篇にわたって画面に立ち込めている。寺島進を中心に拡大する狂信的で偏狭な「正義」の風景は、本シリーズでほぼ初めて描かれる、この複雑な現実と地続きの恐怖だ。もう『カリスマ』の輪郭は浮かびつつある。 [review] (3819695)[投票(1)]
★5終末観漂う長回し。「君は何をなすべきか」という命題に対して準備された「何のためでもなく、誰のためにでもなく」という応えを残し、意味と意義を否定して二人は存在を消す。このシリーズで哀川翔と前田耕陽が巻き込まれ繰り広げた騒乱の幕引きにふさわしい。 (ぽんしゅう)[投票]
★4ハイ、ここ10分以上の長回しになりま〜す。リハはありませんぶっつけ本番で〜す。いいですか〜ハイ用意! [review] (crossage)[投票(2)]
★3いつもの軽くて、ちょっぴり正義の話が見たかった。黒沢が、というより雄次と耕作が綴る物語が楽しみだったが、作品は観客のではなく、やはり作者の物なのだろう。6作の色んなパターンを考えれば、黒沢の試作、習作集だったのだ。好き嫌いは別にして。 (KEI)[投票]
★3安定した掛け合いでおなじみのオリジナルビデオシリーズに異物を持ってきて、無理やりつなげようとしている。 [review] (t3b)[投票]
★3横柄な悲惨に臨床の実体を貸し付けるにはどうすれば、ということであり、お揃いのサンバイザーを装着して疾駆する、空き地に放牧されたオッサンたちや、「森のくまさん」の放つ重量のこもった波動がその解答であったりする。 [review] (disjunctive)[投票]
★3意図的に「映画的瞬間」というものを演出しようとして成功している部分と失敗している部分がある。微笑ましい黒沢清の習作。 (赤い戦車)[投票]
★2子供くさい作品。むやみに映画を主張していて好きになれない。けれどその監督があの傑作『カリスマ』を撮るんだから、世の中わかんないわけで。 (浅草12階の幽霊)[投票]
Ratings
5点8人********
4点7人*******
3点10人**********
2点2人**
1点0人
27人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
「泣かぬなら 俺が泣くぜホトトギス ホーホケキョ」(哀川翔) ()[投票(5)]勝手にしやがれ!!シリーズ ()[投票(1)]
ユメノ銀河な女の子♪ (skmt)[投票(1)]
Links
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