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武蔵野夫人 (1951/)

Lady Musashino

[Drama]
製作児井英男
監督溝口健二
脚本依田義賢
原作大岡昇平
撮影玉井正夫
美術松山崇
音楽早坂文雄
出演田中絹代 / 森雅之 / 片山明彦 / 轟夕起子 / 山村聰 / 進藤英太郎 / 平井岐代子
あらすじ東京の郊外で、代々受け継いできた家屋敷を守りながら暮らす妻(田中絹代)と婿養子の夫(森雅之)。夫婦関係は冷えきっていた。そこへ、戦争で捕虜になっていた妻の従兄弟(片山明彦)が復員してくる。二人の親密な様子を誤解した夫がとった行動は…。[88分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4田中絹代は日本映画史上最高の映画女優ではないでしょうか。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★4前半は武蔵野の風景がすばらしい。後半は1シーン1カットの本領発揮。この緊張感はただものではない。 (_)[投票(1)]
★4溝口らしくない家庭の話。トムちゃん嫌だな。森雅之のキャラクターが原作より大袈裟に描かれていて愉快。原作と読み比べると溝口健二の作家性がよく見えてきておもしろい。 [review] (バーボンボンバー)[投票]
★4溝口は新しい。現在の世界の演出の潮流は溝口の演出だ。溝口作品の素晴らしさとして、精神的パニックを演出したシーンの見事さを上げられよう。いわゆる溝口の代表作ではない本作でも精神的均衡が崩れるシーンでの人物の突き放しが恐ろしく決まっている。 (ゑぎ)[投票]
★4溝口健二にしては珍しい舞台設定に、最初のうちは「慣れないことをして…」と思いつつ観ていたが、後半はやはり普段と変わりない溝口調であった。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票]
★3武蔵野からトトロが減って行った理由。 [review] (町田)[投票(1)]
★3雪夫人絵図』とどっこいどっこいの溝口現代もの凡作に留まった原因は、ただのバカにしか見えない片山明彦に田中がそこまで入れ込む要素を見出せないこと。とはいえ田中絹代は従姉弟というより母親にしか見えないが、慈愛に満ちた存在感はやはりこの人にしか出せないであろう。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★2家屋の撮影に注目してほしい。溝口監督は洋風建築のセット撮影は下手だが、日本家屋の撮影はめちゃくちゃうまいことに気づく。グラデーションのよく出るねっとりとした照明があうのだろう。さて、俳優に目を転じると [review] (ジェリー)[投票(2)]
Ratings
5点1人*
4点12人************
3点7人*******
2点3人***
1点0人
23人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
■ 溝口健二 スケッチブック ■ (いくけん)[投票(7)]ダメ男 (Yasu)[投票(1)]
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