ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
怪異談 生きている小平次 (1982/日)
製作 | 磯田啓二 |
監督 | 中川信夫 |
脚本 | 中川信夫 |
原作 | 鈴木泉三郎 |
撮影 | 樋口伊喜夫 |
出演 | 藤間文彦 / 宮下順子 / 石橋正次 |
あらすじ | 旅芝居一座の小平次(藤間文彦)と太九郎(石橋正次)、そして太九朗の女房おちか(宮下順子)の三人は幼馴染。小平次と太九郎は、いづれは大きな舞台を踏みたいと互いに切磋琢磨しあう仲であった。しかし、奔放な太九朗に比べおとなしい小平次には一人思い悩む事があった。以前からおちかに思いを寄せ続けていたのである。募る思いに耐え切れず「おちかを俺にくれ」と詰め寄る小平次を太九郎は釣り舟から池へ突き落とし殺してしまう。そして、その日から太九郎とおちかは小平次の幻影に悩まされ続けるのだった。新東宝で数々の怪奇映画を撮った中川信夫監督の13年ぶりのカムバック作で遺作。ATG作品。(78分/カラー) (ぽんしゅう) | [投票] |
尺を80分足らず、登場人物を3人のみに抑え簡潔極まりない内容だが、撮影はセットもロケもこれぞ怪談映画という雰囲気が充満しており緊張感が緩まない。低予算ながらも拘るべきところにしっかり拘り、みすぼらしさをまったく感じさせない映画作りは見事だ。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] | |
登場人物を三人だけに絞り必要最小限の的確な描写に蒸留させたミニマルアート。静謐な中にも強烈に緊張感を維持し、強靭な中にもしなやかさを感じさせる演出。余り怖くないのは、こけおどしの恐怖描写を拒否したからだろう。石橋正次も宮下順子もよくやっているが、小平次を演じる藤間文彦の切なさが良い。彼が役者の道から早々に退いたことが残念でならない。 (ゑぎ) | [投票(1)] | |
前半のミュージカル的な掛け合いが滅法面白くてたまらない。暖簾、蚊帳など半透明のものの使い方も死の予感を漂わせて秀逸。また全編照明が圧倒的に素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票] | |
青春映画だった。 (マリオ・フーパー) | [投票] | |
抑制のきいた演出が異界のムードとリズムを生み出す。宮下順子の秘められた魔性も不気味。そして魅惑的。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
この世にいるのは己らたったの三人・・・三人だけ・・・賽の河原が呼んでる。 (鷂) | [投票(2)] | |
あらすじを読んで、過度に期待していた。もっと過激かと。でも、雰囲気はとても良くて、楽しめました。 (あ) | [投票] | |
固唾を飲んで見ていたが、三角関係の痴話喧嘩だと思うと一気に醒める。 (たかやまひろふみ) | [投票(1)] |
Ratings
0人 | ||
8人 | ||
5人 | ||
3人 | ||
0人 | ||
計 | 16人 | 平均 | (* = 1)
POV
巨匠の遺作に名作なし? (ペペロンチーノ) | [投票(37)] | ATG映画の奥は深いぞ (町田) | [投票(14)] |
時代の痕跡ーATG公開作品(80・90年代篇) (ぽんしゅう) | [投票(6)] | 私は宮下順子のファンである (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
怪 談 (AONI) | [投票(3)] |
Links
検索「怪異談 生きている小平次」 | [Google|Yahoo!(J)|goo] |