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ボクと空と麦畑 (1999/英＝仏)

Ratcatcher

製作	ギャビン・エマソン
監督	リン・ラムジー
脚本	リン・ラムジー
撮影	アルウィン・Ｈ・カックラー
音楽	レイチェル・ポートマン
出演	トミー・フラナガン / マンディー・マシューズ / ウィリアム・イディー

あらすじ

70 年代中盤、イギリスでは大規模なゴミ収集のストライキがあった。グラスゴーの公団風アパートの前にもゴミが山積みになり、ネズミが大発生して汚臭が漂っている。ここには12歳の男の子、ジェイムス（ウィリアム・イーディ）が住んでいる。パパは酒飲みですぐママに手を上げる。姉妹とは打ち解けられず、どうも家族の中では浮いている。そしてジェイムスには、誰にも言っていない秘密がある。この秘密は大きすぎていつも頭から離れない。彼はしだいに孤独に浸り、誰からも相手にされないような友人とだけ交流するようになった。でも、そんなジェイムスにも、夢を膨らますことができる場所がある……。リン・ラムジー監督の詩的な長編デビュー作。93 分。 (カフカのすあま)

[投票(1)]

★4	現実ってこんなものだ。甘っちょろい救いなんてない。それでも甘い夢は見てしまうもの。「人が生きていく」って甘酸っぱい。 [review] (づん)	[投票(1)]
★4	いつまでも醒めぬ悪夢ですね。可哀想で辛かった。 (かっきー)	[投票(1)]
★4	でも、やっぱり、結局は、 [review] (ＫＥＩ)	[投票]
★3	僕にも少年時代があった、ということ以外、この少年とは何の共通点もないのに、なんでこんなに郷愁を感じるんだろう。 [review] (G31)	[投票(3)]
★3	題名から明るい物語を想像していたのだが、出鼻をくじかれてしまい、何でこの邦題なの？と何度も思ったが、見終わってまあ、納得。少年の心理も物語の筋も、膜で覆われたように全体的に不透明だが、それが逆にこの作品の魅力となり、妙に惹きつけられるものを感じたのも事実。深読みがいくらでもできそうな懐の深さをもった作品だ。 (ことは)	[投票(2)]
★3	混沌としてやるせない日常の中から抜け出して、全てから解き放されたような広大な空と麦畑を見つけた瞬間の気持ちよさったら・・。 (デンドロカカリヤ)	[投票(2)]
★3	“同じ風景、同じ人物も少年から大人になると違って見えるものだ” という事だけわかりました。あとはサッパリ分からない。 (サブロウ)	[投票(1)]
★3	合言葉は「絶望」！ 止まってしまった時間。 (カフカのすあま)	[投票]
★2	あの微笑はなんなんだ？ [review] (Curryrice)	[投票(1)]
★1	意味わからなすぎ。なんでいっぱい受賞したのか全くわからない。 (tomomi)	[投票(1)]

5点	1人	*
4点	3人	***
3点	7人	*******
2点	3人	***
1点	1人	*
計	15人	平均 ★3.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

埋もれた傑作 (ことは)	[投票(35)]	もっと多くの人に観てほしい、ちょっといい映画。 (づん)	[投票(16)]
父親 (づん)	[投票(6)]	エジンバラ国際映画祭 (ろびんますく)	[投票(5)]
ザ・ファーム (chilidog)	[投票(3)]	子供たちの背徳 (デンドロカカリヤ)	[投票(1)]

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