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その場所に女ありて (1962/)

Woman of Design

[Drama]
製作金子正且
監督鈴木英夫
脚本升田商二 / 鈴木英夫
撮影逢沢譲
美術竹中和雄
音楽池野成
出演司葉子 / 宝田明 / 原知佐子 / 北あけみ / 大塚道子 / 水野久美 / 柳川慶子 / 山崎努 / 浜村純 / 森光子 / 児玉清 / 稲葉義男 / 織田政雄 / 西村晃
あらすじ矢田律子(司葉子)は銀座の小さな広告会社に勤めている。美人で聡明で仕事は勿論出来、麻雀も男顔負けの腕だ。律子は仕事や男や金のことなどで悩んでいる同僚(大塚、水野、原、柳川ら)や姉(森光子)らを尻目に、老舗製薬会社が売り出す新薬の広告権を巡って、大手ライバル社のヤリ手社員坂田(宝田)と水面下の戦いを繰り広げていた。一方、制作室ではベテランデザイナーの坪内(浜村)、若手倉田(山崎)らが其々不穏な動きを見せ始める。 鈴木英夫の代表作の一つで1963年サンパウロ映画祭審査員特別賞受賞作。<東宝/95分/カラー/スコープ> (町田)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5面白い!もう全編ニヤニヤしながら見た。カット割りが縦横無尽かつ超キメ細かい。このレベルはちょっと他にないんじゃないか。本作の鈴木英夫は、当時の東宝で云うと、成瀬も黒澤も届いていない到達点にあるのでは、と思わせる。これは大傑作だ! [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★5描かれる女性達の執念とも思える自立心の強さは、彼女らが10歳前後で体験したであろう敗戦の記憶と決して不可分ではないだろう。男社会への根深い不信感と女の性(さが)のギャップに悩む姿に、現代の女性とは異なった説得力と迫力を感じるのはそのためだろう。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4女性のみを対象とした上映会でなら、かなりの高得点をはじきだしそう。な、和製「アリー・マイ・ラヴ」。まるで連ドラではないか、という気がしないでもないが、さりげない省略演出やきっちり計算されたカメラワークはかなり粋。 [review] (tredair)[投票(1)]
★4なぜ働く女は男にない苦悩を抱え込まなきゃいけないのか。颯爽と立つの姿にその答はあるのかもしれない。少なくとも映画的には。 [review] (G31)[投票]
★4クールビューティ司葉子と擦り切れたり媚びたり落ちていったりする同僚や姉との分水嶺が次第に崩れて往く様を冷徹に観察する鈴木英夫の代表作の一つ。企業サスペンスとしても秀逸。美術・音楽センス共に良好です。 (町田)[投票]
★3予定調和的ながら当時の雰囲気を要所で押さえた良質のドラマ。 [review] (shiono)[投票(1)]
★3日本専売公社がスポンサーかね [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★3BG司葉子の息苦しい矜持が記憶に残る。美点は当時の中堅処の広告代理店の描写。博報堂対大会社電通の物語の由。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3司“クール・ビューティ”葉子を使った珍しいキャリア・ウーマン物ながら、志の低いストーリー展開にげんなり。卑屈な男たちの姿が情けないし、司自身も台無しだ。フェアな戦いの展開にしてほしかった。それに、あんな汚い部屋に住む一流OLいないって。 (ジェリー)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点9人*********
3点6人******
2点0人
1点0人
22人平均 ★4.0(* = 1)

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