★5 | 巨人と玩具(1958/日) | 「世の中は全て戦いだ!製菓会社のキャラメル売り込み合戦だって、国1つを動かすイベントになる時代なんだしな。世界は俺達宣伝部が回して操っているのさ、アッハッハー!!」と高笑いする野心家の宣伝部課長(高松)今日も今日とてギョロ目を動かして「宣伝材料になる素材」を物色中。街角で見つけた虫歯だらけのチンコロ姉ちゃん(野添)を「我が社のイメージキャラクターに!」とスカウトする。「こんなオカメ顔、売れるわけないっすよー」と渋る部下(川口)に、「まぁ、見ていろ!」と自信満々。まずは売れっ子カメラマン(雄之助)に写真を撮らせグラビアで売り込み。掲載紙は評判を呼び「この子は誰だ?」と世間の注目を集める。世間の反響の良さで一歩先んじたかに見えたキャラメルの販促合戦だったが・・・・? [more] | [投票(2)] |
★5 | 私が棄てた女(1969/日) | 時は高度成長期、コレからの日本で「勝ち組」になって生き残るためには、「良い会社に入ってガムシャラに仕事して、接待上手になって、社長の親戚でも嫁に貰う」って事が条件なのに、俺って、集団就職で東北から出てきた女子工員(ミッちゃん)なんかと、つき合っちゃって、バカバカ。こりゃあ、アレだな。処女をいただいたら、口拭って知らんぷり&ポイに限るな。でも、なんか可愛いんだ、一途だし。でも、故郷を飛び出して東京に来たからは、いっぱしのエリートサラリーマンになるしか道はナイじゃん?え〜〜い、面倒だ。ポイポイのポ〜〜イ!・・・それから早7年。念願叶って俺はエリートサラリーマン。社長の姪とも交際中で順風満帆だ。でも、五反田でミッちゃんを見かけた。なんだか病気で貧乏そう。「また来るね!」って思わず言っちゃった。アレアレ? [more] | [投票(5)] |
★5 | ギリーは首ったけ(2001/米) | ギリーは動物保護協会に勤める男。
自分が親に捨てられた過去のせいか?なかなか結婚に踏み切れない。
その彼の前に現れたのが美容師のジョー。彼女の美貌にゾッコン一目惚れしたギリーはジョーに髪を切って貰いに店に行く。しかし、ジョーはスコブル付きの腕が悪い美容師。ついついギリーの耳の上半分をカットばさみでチョン切ってしまう!
そんな出会い方だったが、ジョーはギリーの心の優しさにほだされて、いつしかジョーを愛し始める。愛し合う二人。
しかし、二人にはトンデモナイ過酷な運命が!ナント、ジョーとギリーは生き別れた「実の姉弟」であったのだ・・・!この運命の前に二人の愛は引き裂かれるのか!?ナンダ、イキナリ現れた両●のないジミヘンみたいな男は!?「パンケーキ」男の謎。「世界一の番犬」の実力はいかに??
美しいオレゴンの大自然を背景に、ズッコケ&謀略渦巻く愛憎の物語が展開する!!(ホントだってば) | [投票(6)] |
★4 | エース・ベンチュラ(1994/米) | エース・ベンチュラー、職業=ペット探偵。飼い主から依頼されて、いなくなったペットを探しだしてはお家まで、無事連れ戻してみせる腕利き(しかも大の動物好き)の男。でも、トンチンカンで奇矯な言動が周りの人を引かせるには十分なキャラクターの持ち主。彼の新しい指命はさらわれたアメフト・チームのマスコット、イルカの「スノーフレーク」の捜索と救出。身代金目的の誘拐でもなさそうだし、犯人の目的がサッパリ不明。しかし、エースはイルカプールの排水溝に残されていた僅かな手がかりをもとに、捜査を開始。犯人の実像に迫ってゆく!ここは、ハンニバル・レクターの部屋?いやん、ジョーズ!?わ、痛い、痛いわ、レイチェルー!おいたわしやぁ!!
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★4 | ブレインデッド(1992/ニュージーランド) | 時に1958年。南洋の怪しげな島から送られてきた「謎の猿」ニュージーランドの動物園で展示中。しかしこの猿を捕獲中、ハンターが仲間によって惨殺されるという因縁があったのは、この町では誰も知る由もない。さて、厳しく支配的な母親に監視されスポイルされ続ける若者が一人。ややマザコン。しかし、この若者も食料品店の看板娘と出会い、ふたりっきりで動物園デートなんかもヤッテみた。うふふ、ナンダか「恋の予感」すると、すかさず「鬼ママ」が息子のデートに張りこみ尾行&監視中。ママ、息子が知らない女の子と「ちゅ〜」している姿に思わず激怒!「なによっ!!」といきり立ったが良いが、すっころんで「謎の猿」の檻の前へ、「謎の猿」がママの腕を「ガブリ!!」アレ?そもそもハンターが惨殺された理由も、「猿に噛まれたから」ではなかったっけ?その日から若者は「死に包囲」され始める・・・・ | [投票] |
★2 | ショコラ(2000/米) | フランスの片田舎。カソリックの因習にがんじがらめに縛り付けられている小さな村に、北風に乗ってやって来た、赤ずきん姿の母娘連れ。「美食は罪」「快楽は罪」をモットーとして暮らす人々の中で、母娘はチョコレート専門店を開店する。カカオを豆から石臼でひき、煎れたホット・チョコレイトにチリペッパーをパラリ、ホイップした生クリームをひとすくい浮かべて、さあ召し上がれ。その味を口にした者は言い知れぬ幸福感を味わい、彼女が作ったチョコレートを食べたら、ついつい夫婦の回春薬にまでなる始末。数少ないお客との友情を育みながら、彼女は村人の迫害にもめげず、徐々に村に根を下ろし始める。そんなある日、村の川を下って「流れ者」の一族が船を連ねてやって来た。村人達は「流れ者は不謹慎だ」と村から締め出しにかかる・・・・ | [投票(5)] |
★4 | しとやかな獣(1962/日) | ある、アパートの一室。そこに暮らす元・軍人(雄之助)一家。コソコソと部屋を模様替えチュウ。だって、息子が会社の金を横領したからって、社長がもうすぐ怒鳴り込みに来るんだもの。横領した金で買った家具調度類家電製品は隠さなくっちゃね♪社長は自分の事務所のタレントと経理担当女子社員(若尾)を伴って、アパートに乗り込んで来た。元・軍人の父は「息子に限ってそんな事をするはずがゴザイマセン!見ての通り、我が家は私の事業の失敗で困窮しておりますです」と弁舌も爽やかに言い訳する。ところが、この横領事件の真の黒幕は、この怒鳴り込んできた社長の背後に控える「一見大人しく人に好印象を与える楚々とした美人」!彼女こそが奸計をめぐらし、男達を破滅に導く「悪の親玉」であったのだった!!彼女の野望と彼女を巡る男達の肉欲が団地の窓を背景にスパークする、日本高度成長期を代表する作品。 [more] | [投票(4)] |
★5 | セックス・チェック 第二の性(1968/日) | 元オリンピック候補だった陸上コーチの男(緒方)は、自分の選手生命が戦争によって台無しにされたことで世間を呪い、無頼のままに生きていた。全くの偶然から、陸上に才能がありそうな女子工員を発掘する。彼女をオリンピックの選手にするために、日夜つきっきりでコーチし、指導する男。彼女もその期待に答え、日本記録に迫る記録を次々に叩き出す。しかし、彼女の優秀さに疑問を持った人間が「セックス・チェックを受けてはどうか?女子で飛び抜けて記録が良い選手には半陰陽の疑いもある」と進言する。コーチは軽い気持ちで彼女にセックス・チェックを受けさせるが、ナントその結果は「両性の未発達性器を持つ半陰陽なので、女性とは認められない」と言うモノ。コーチは怒り、「自分の力でホンモノの女にしてやる!」と「夜の特訓」に挑むのだった。彼女は女性として競技に参加できるのか? | [投票(1)] |
★4 | 刺青(1966/日) | 質屋の跡取りワガママ娘(若尾)が手代(腰抜け&ノミの心臓)と、手に手を取って芝居の道行き気分で駆け落ちする。「だって、イヤな相手と見合いさせられて結婚させられそうなんだもーん。それに隠れてコソコソやるHはアタイの趣味じゃないわよ!」ナンテ言いながら。逃げて匿われた先は船宿の親分の家。「アッシが良いように大旦那には話をつけてやりますから、ゆっくり二人で遊んでっておくんなさいよ」という親分の弁を真に受けて、若い二人は愛欲に溺れる。その隙に親分は娘の両親に「娘の捜索」を申し出て金をせしめ、手代は始末して、娘は芸者に売り飛ばす算段をチャッチャとつけてしまう。芸者から足抜けできない体にするための儀式として、娘の背中に江戸一番の彫り師の手による「女郎蜘蛛」の絵柄が刻み込まれる。愛する男とも引き裂かれた娘は、全ての男に復讐するために、自身を女郎蜘蛛に例えて、せっせと男食いに精を出すのだった。 [more] | [投票(6)] |
★5 | ベルベット・ゴールドマイン(1998/英=米) | 伝説のエメラルドのブローチ。ソレを持つモノは男でありながら、男を愛し、芸術に変革と新風を起こす宿命を背負う事になっているのだ。最初に手にしたのはオスカー・ワイルド。宇宙人がそのブローチと共に捨てて(置いて?)いった赤ん坊は成長し、男ながらに男を愛し、文学界に革命を起こす。そして、月日は流れて1970年代。そのブローチは美しき男たちの間を渡り歩き、ロックの世界へ流れ着く。折しも時代はフリー・セックスの時代に突入。街は自由な性を謳歌する若者で溢れていた。エイズを知らぬ世代は無邪気に愛し合い、傷つけ合って暮らしていた。そんなロックの世界にあこがれる一ロックファンの青年の、自立と同性愛への目覚め、ひりつくようなロックへの憧れや幻滅などを通して、監督自身の「ゲイ資質」も炸裂。男が男を愛し、「抱かれたい」と思う経緯がなんとなく理解できる、純粋な「ファン映画」と言えるのではナイカ?(違うか?)
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★4 | 永遠と一日(1998/仏=伊=ギリシャ) | 詩人は不治の病に冒され、余命幾ばくもない。身辺整理を済ませ、メイドにも暇を出し、自分は旅に出ると娘に嘘をついて入院することにする。ところが、娘から大切な思い出の残る「海辺の家」を売りに出したことを告げられ、愕然とする詩人。その瞬間から、妻や生まれたばかりの娘、親戚たちと過ごした「ある夏の日の一日」を強く思い出し始める。一方、街で車の窓拭きをするアルバニア難民のストリートチルドレンの少年と知り合うが、ふとしたことから、少年が「人身売買市場」に売りに出される事を知る。思わず助けようとする詩人。少年との出会いは、過去と現在を行き来し、自分の芸術、思索を振り返る旅でもあった。 [more] | [投票(3)] |
★5 | 曽根崎心中(1978/日) | 原作は言わずと知れた近松門左衛門作の古典浄瑠璃。
コンナ思いっきり有名でなおかつ、「タイトルからしてネタバレ」な話をイカにしてマエストロ・増村は料理してくれるのか?「タダの馬鹿で向こう見ずな若者の話」?ノンノン。なんとマエストロは我々の前に、「潔い愛」として提示して見せてくれる。多少のオーバーな感情表現や暴力描写は、「監督の熱い血潮」のタマモノだ!途中で、「コンナ調子でこの映画は大丈夫なのか!?」なんて心配はご無用。二人のツッパリはやがて美しい至高の愛へと昇華され、永遠に光り輝く一対の宝石へと窯変(ようへん)されてゆくのだ!この過程に瞠目せよ!!心の内を一言一句残らず鮮明に発声し、内心を全てさらけ出して吐露する人々を見よ!! | [投票(6)] |
★3 | 野ばら(1957/オーストリア) | 東側から、ドナウ川伝いにたったひとりで亡命してきた少年。ひとりぼっちの彼を元・船長のおじいさんが引き取り、育ててくれる。
ところがこの亡命少年、天使の歌声の持ち主。ソレに気づいた元・船長、彼を歴史ある名門のウィーン少年合唱団に入団させるために大ハッスル。自転車2ケツでウィーンに乗り込み、合唱団本部に直談判!いくら才能があっても試験も受けずに「入れてくれ!」は無いだろう?そんな強行突破は許されるのか?
アルプスの美しい雄大な自然をバックに、半ズボンの天使の声を持つ少年達が楽しそうに群れ遊び、愛と友情を歌い上げる。邪悪なモノのカケラもない。健康的で優良な音楽劇。当時のリアルの合唱団員が登場しているのが、見所。 | [投票(3)] |
★4 | 長距離ランナーの孤独(1962/英) | コリンは労働者階級のプータロー青年。コレといった未来の展望も夢もなく、盗みと遊びにうつつを抜かす日々。
なのに家に帰れば癌で死にかけの父ちゃんはいるし、母ちゃんは貧乏生活がイヤでイヤでたまらず、浮気を繰り返す日々。
ある日、幼なじみのダチとクルマを盗んでドライブ中、見つけた可愛い女の子。そのぬくもりを求め、安らぎを得た僅かばかりの日々。
しかし、パン屋に盗みに入ったのが運の尽きで少年院送りになってしまう。
ソコで出会ったのが「クロスカントリー競技」
院長に勧められるまま走り始めたが、みるみる才能を現すコリン。上流階級のパブリックスクール相手の「階級闘争」とも言える合同競技会に出場する事になり・・・? | [投票(6)] |
★3 | オーロラの下で(1990/日=露) | 犬ぞり隊のリーダー犬。ご主人のソリが旅の途中、オオカミに取り囲まれてニッチもサッチも行かなくなったので、村に知らせに走る。
トコロがナントしたことか、リーダー犬はそのオオカミのリーダーと恋に落ち、オオカミの群へ入団。
彼女のご主人様はオオカミに食べ尽くされ、哀れお亡くなりに。
その後、彼女(リーダー犬)はオオカミの子を産む。このオオカミ犬は村の人々に「ブラン(吹雪)」と名付けられ、悪魔のように畏れられる存在となる。
一方、何故かシベリアの大地にマタギ(役所広司)が一人。
女郎に売られた恋人を身請けするために出稼ぎ中(但し密猟&密輸)
この両者がなかなか出会わないので話がじれったい&もたつく。
シベリアの壮大な自然と東北の美しい風景が、犬と人間の強い絆を高らかに歌い上げる(ハズだった)底抜け超大作
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★5 | 無法松の一生(1943/日) | 松五郎は小倉の車ひきの男。粗野で教養もないし、字も読めないが、筋が通らないことが大嫌い。
男気溢れる心意気と竹を割ったような豪快な性格で、街でも評判の通った男。
ある時、松五郎は通りすがりの少年を助けたことから軍人一家と知り合い、近しい間柄になって行く。そんな矢先にその一家の主人が突然の病死。未亡人は松五郎に、自分の子どもの教育を手助けしてくれと頼み込む。松五郎はひ弱な少年を長年に渡りかばい、励まし、愛情をもって接し続ける。
そんな少年もいつしか青年になり、松五郎も年老いてゆく。
ある夏の日、祇園太鼓の音にひかれ、松五郎は太鼓の前にたたずむ。そして観衆の前で披露して見せたのは、今は失われてしまった、数々の太鼓の名調子!松五郎が次々に技を繰り出せば、雲は湧き、玄海灘の荒波も答えるのだった!! | [投票(3)] |
★4 | 日本万国博(1971/日) | 時は「昭和元禄」最末期。世はマサニ嵐と変革の時代。日本経済は急成長を続け、国民は「今がこの世の春」とシアワセを謳歌し、未来に希望を抱いていた。そんな国民一同の『プロジェクトX』的夢と底力を総結集して、大阪は千里の広野を開墾&造成して昭和を代表する一大イベント、「日本万国博」が開催された!押し寄せる人波、泣き叫ぶ迷子。二時間待ち三時間待ちはザラなのだ。でも、ココにはテレビ電話もあるし、月の石もある。見たことナイ外国の綺麗なコンパニオンのおねいさんもいるし、世界中の特産品も買い放題よ♪「人類の進歩と調和」を旗印に、各国の意地と見栄が火花を散らす、華麗なる一大ページェント! | [投票(4)] |
★5 | クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日) | 春我部の田圃に囲まれた田園地帯に、突如頭上に東京タワーを戴くテーマパーク「20世紀博」が出現した!
でもこのテーマパーク、アトラクションに夢中になっているのは大人ばかり。しんちゃんの父ヒロシは「ウルトラヒロシSUN」に変身して怪獣をやっつけ、主演ドラマを作ってもらって得意満面。母ミサエは「魔女っ子ミサリン」を演じて悦に入っている。
春我部の街はいつしか町中にヴィンテージカーが走り回り、大人達は自分が子供時代に過ごした日々を懐かしみ始める。すると、お茶の間を流れるテレビ番組も昔のモノを再放送し始め、テーマパークの非日常アトラクションが日常へと侵略を開始。
ハーメルンの笛吹男の笛の音に誘われるように「20世紀博」へと引き込まれる大人達。子供達は放置され、「20世紀博」を拒否するしんちゃんたちへ、「子供狩り」の手が伸びてくる・・・ | [投票(6)] |
★5 | テラコッタ・ウォリア/秦俑(1989/香港) | 秦の皇帝に仕えた将軍チャン・イーモウが、不老長寿の薬を探しに行くために船に乗せられる乙女コン・リーと恋に落ちる。しかし、この恋は皇帝の怒りに触れ、将軍は生きながら、粘土に塗り込められて兵馬俑として王墓に葬られる。引き裂かれる二人。しかし、二人は再び生まれ変わり、いつの日にか結ばれる事を願う。
そして、数千年。乙女は「売れない女優」として生まれ変わり、映画ロケで運命の街「西安」へ。彼女の来訪を察知し、王墓から甦る将軍。しかし、乙女は生まれ変わったモノの、前世の記憶もヘッタクレも残って無くて、ただの「ビッチ」!再会したモノの二人の恋は無茶苦茶前途多難。そもそもこの恋は成り立つのか?彼女は逃げ回っているぞ!嫌がってるんじゃないか!?ソレってセクハラ?チャン・イーモウが体を張ってカンフーやって笑いを取ります。骨折&大やけどのオマケも付いた、「隠れたチャン・イーモウの代表作」 | [投票(4)] |
★4 | ドッグ・ショウ!(2000/米) | 犬飼いにとっての最大の夢、ソレは「全米規模の権威あるドッグ・ショウで優勝トロフィーを勝ち取り、我が子(犬)の可愛さが世界規模であることを世界中に知らしめること」である。
フロリダでの大会めざし、全米各地から駆けつける「愛犬自慢の猛者」たち。
その人達の生活はどこか孤独で滑稽。
飼い犬が自分たち夫婦のセックスを見てしまったためにココロを閉ざしてしまったと嘆く飼い主。自分の飼い犬可愛さ故に作詞作曲までしてしまう夫婦。自分たちのセンスが最高と信じて疑わないゲイのカップル。話題は犬と釣りだけというハウンド飼いの男。
この人達の夢と野望と肉欲(?)をまぜこぜにして、いよいよドッグ・ショウの火蓋が切って落とされる! | [投票(2)] |