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水那岐さんのあらすじ: 点数順

★3拳銃無頼帖 不敵に笑う男(1960/日)刑務所を出てきた「早撃ちの竜」(赤木圭一郎)は、金沢に帰った早々、挑発的な男「コルトの謙」(宍戸錠)に出会うが、帰郷間もなく船場組から足を洗うつもりだと突っぱねる。しかし金沢に待っていたのは、妹の則子(吉永小百合)と所帯を持って足を洗ったが船場組にいたぶられる弟分・五郎(青山恭二)、そして組に借金の返済を迫られるかつての恋人の妹・博子(笹森礼子)だった。竜は彼女らの解放を船場(二本柳寛)にかけ合い、もう一仕事に立ち会う約束で組を抜けることにしたのだが、船場はそれを許す男ではなかった。シリーズ第3作。〔日活/84分/カラー/シネスコ〕[投票]
★3人間魚雷出撃す(1956/日)終戦後、軍事法廷に重要参考人として呼び出されたイ-58号潜水艦艦長・橋爪(森雅之)は、アメリカ軍重巡インディアナポリスを撃沈した様子を語らされた。それは広島・長崎に落とす原爆を運んでいた艦だったのだ。だが、イ-58号は何故、人間魚雷「回天」を出撃させなかったのか…。時は遡り、沖縄占領時。黒崎中尉(石原裕次郎)以下の4隊員は、人間魚雷の試験操作でもつねに目標を外して帰ってきた。だが彼らはそれぞれに悩みを抱え、故郷に帰るたびに死にきれない自分の弱さを呪うのだった。〔日活/86分/モノクロ〕[投票]
★3朝を呼ぶ口笛(1959/日)新聞配達員の稔少年(加藤弘)は今朝も元気に町々を走る。父親(織田政雄)が自動車事故の怪我で勤めに出られなくなったため、内職に精を出す母親(井川邦子)とともに生計を支えているのだ。彼を暖かく見守る先輩の須藤(田村高廣)は、就職試験に受かったなら、バスガールの静子(瞳麗子)と結婚しようと誓い合い、会社からの通知を待つ。そんな折、稔の母親が過労で倒れた。不遇な運命を背負う稔は、ある決心をする。〔松竹/62分/モノクロ/シネスコ〕[投票]
★3CASSHERN(2004/日)「たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体。鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば、誰がやる!」全世界に壊滅的な打撃を与えた五十年戦争ののち、ヨーロッパ連合を踏みしだいた大亜細亜連邦。しかし、空も海も地も毒素に冒され、人々は呪詛の叫びをあげて天を仰ぐのみであった。そんな折、妻ミドリ(樋口可南子)を病魔に冒された生物学の権威・東教授(寺尾聰)は、驚異的な復元能力を誇る「新造細胞」を生み出し、軍部に認められるに至っていた。だがその使用目的は、本来の目的から外れた悪魔的なものだった。その中で、戦死した教授の一子・鉄也(伊勢谷友介)。ここに「新造人間」は誕生する…。〔141分/カラー〕[投票]
★3ピーター・パン(2003/米)しがないサラリーマンの娘で、ふたりの弟に冒険譚を語ってやるのが大好きな少女、ウエンディ(レイチェル・ハード・ウッド)は、何者かが窓辺で彼女の話に聞き耳をたてているのに気づく。ある日、窓からその正体を現わした牧神のような少年は、空を飛ぶことのできるピーター・パン(ジェレミー・サンプター)であった。ピーターは友人の妖精ティンカー・ベル(リュディヴィーヌ・サニエ)の鱗粉をウエンディと弟たちに振りかけ、ともに子供がいつまでも子供でいられる国・ネバーランドへといざなう。そこはウエンディたちの空想に登場する大海賊・フック(ジェイソン・アイザックス)も住む冒険とスリルに満ちた世界であった。〔113分/カラー/スコープ・サイズ〕[投票]
★3女王フアナ(2001/スペイン=伊=ポルトガル)大航海時代。スペイン女王イザベラの娘フアナ(ピラール・ロペス・デ・アジャラ)は、政略結婚として不安なままにハプスブルグ家のフェリペ(ダニエレ・リオッティ)に嫁ぐ。だが、その美しさに初対面でフアナを熱く抱擁するフェリペに、彼女の心はすっかり奪われてしまった。そのフアナの熱愛とは裏腹に、結婚は結婚と割り切ってムーア人女に情を移すフェリペに、彼女は怒りを燃やす。イザベラの死とともにスペイン女王となったフアナは、父やフェリペを王位につけるべく彼女を「狂女」に貶める家臣たちを顧みることなく、ますますフェリペへの情炎のみを深めてゆくのだった。〔117分/カラー/シネスコ〕[投票]
★3東京ロマンスウエイ(1959/日)和子(中村万寿子)は東京タワーの喫茶店のウェイトレス。可愛い風貌から男たちから引く手あまただが、あくまですげなく振るばかり。そういう彼女が運転手・次郎(二谷英明)と出会い、淡い感情を抱くようになる。しかし、次郎から彼女にイミテーションだといって贈られた指輪を見て、友人は宝石泥棒ではないかと噂する。仕方なく次郎は会社の副社長だと正体を明かすが、「嘘をつかれた」と怒る和子。まわりの皆はふたりの仲を取り持ってやろうと一計を案じる。〔日活・モノクロ・50分〕[投票]
★3鉄砲犬(1965/日)九州に遊んでいた鴨井大介(田宮二郎)は、小玉(山下洵一郎)という男がヤクザに絡まれているのを助ける。大阪に帰り、彼から託された手紙を母親と妹(姿美千子)に届けたのはいいが、鴨井は愛銃の入ったバッグをネコババされてしまった。それを巡っての大立ち回りで「一六組」に目をつけられた鴨井は、彼らに捕まって拷問され、小玉の居場所を聞かれる。実は小玉は一六組に身をおき、競輪工作をしていたのだった。そして小玉は密かに大阪に帰ってくる。犬シリーズ第5作。〔大映/85分/カラー/ワイド〕[投票]
★3華やかな女豹(1969/日)パリ帰りの女・杏子(浅丘ルリ子)は、現地に画商でプレイボーイの福永(二谷英明)を捨ててきた。彼女はその足で画家の故・清宮の受勲パーティー会場に向かい、その美貌で男たちの歓心を買った。一方、清宮の娘である令子(松原智恵子)は、借金だけを残して死んだ父のために家をあけわたし、秘蔵の名画を手放さなければならなかった。だが、その買い手となるのは杏子だった。彼女の謎の行動の本意は…?〔日活/87分/カラー/ワイド〕[投票]
★3劇場版 ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE(2003/日)宇宙輸送ロケット「コスモノア」は、ウルトラマンコスモスの救った怪獣たちをジュラン星に移住させるため発進しようとしていた。だが、突如現われた謎の宇宙船より降り立ったロボットがロケットの攻撃を始める。危機に駆けつけたムサシ(杉浦太陽)の前に現われた少女ジュリ(吹石一恵)は彼に明らかな敵意を向け、コスモスと一体化したムサシの前でウルトラマンジャスティスに変身した!コスモスは「コスモノア」を守るため倒れ、ジュリは世界各国に向けて「全ての地球生命をリセットする」と告げる。ジャスティスは人類の敵なのか?今、全世界の軍隊が、宇宙船に向けて反撃を開始しようとしている!〔77分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3ゼブラーマン(2003/日)1978年、特撮ヒーロー番組『ゼブラーマン』は視聴率低迷で7話で打ち切られた。そして2010年、奇怪な事件が頻発する横浜市八千代区で、オタク小学校教師・市川新市(哀川翔)は自作のコスチュームをまとい、ゼブラーマンと化して夜の街を走る!その眼前に何故か現われる怪人たちを倒す彼に、転校生の浅野(安河内ナオキ)はつぶやく、「ゼブラーマンだ」と!地球を狙う異星人よ、今日がお前の命日だ!白黒つけるぜ!!哀川翔主演百本記念映画。〔東映/115分/カラー〕[投票]
★3メガゾーン23(1985/日)バイクマニアの少年、矢作省吾(久保田雅人)は、心惹かれる少女、ダンサー志望の高中由唯(川村万梨阿)と出逢ったその日に軍用戦闘バイク・ガーランドを手に入れる。とてつもなく危険なブツだと察知した省吾は、アイドル・時祭イヴ(宮里久美)の公開番組でそれを暴露しようとして果たせず、治安部隊のバイクに追われる。その時、ガーランドは戦闘ロボットに変形を遂げていた!しかも、逃亡の果てに省吾は、東京23区の存在にかかわる恐るべき秘密を知るのであった。作画監督:平野俊弘。〔107分/カラー/ワイド〕[投票]
★3解夏(2003/日)小学校教師の隆之(大沢たかお)は、モンゴルに遊学している同じ研究室の恋人・陽子(石田ゆり子)と結婚を誓い合っていたが、医師から失明に至る病・ベーチェット病だと診断され、職を辞して長崎へと帰郷する。彼を追う陽子は何故自分に告げなかったと詰るが、隆之は彼女にこそ言えなかったと答えるのみだった。長崎の町を目に焼き付けておこうと寺社めぐりをする隆之に、寺の老人(松村達雄)は失明した瞬間こそがあなたの解夏(げげ:修行の終わり)だと語りかける。〔東宝/114分/カラー/ヴィスタ〕[投票]
★3しのび逢い(1954/仏=英)アンドレ・リポア(ジェラール・フィリップ)は情熱的だが移り気なプレイボーイ。妻のキャスリーン(バレリー・ホブソン)はそんな彼と別れようとしているが、アンドレの目標はすでに妻の友人パトリシア(ナターシャ・パリー)に移っていた。彼女を落とすために、「君だけには本当のことを言おう」と過去の女性遍歴を語るアンドレ。それは上司のアン、カタブツ女のノラ、娼婦マルセルとの愛の秘め事だった。〔99分/モノクロ〕[投票]
★3さよなら夏のリセ(1983/仏)1953年、フランス・アンボワーズ。アンヌ(フィリッピーヌ・ルロワ・ボーリュー)は市長候補の娘で優等生の18歳。性に関心はあっても、心のどこかでそれを怖れている娘だった。大学入学試験も終わっての、仲間たちの集まりを離れて出逢った美少年の名はクリスチャン(クリスチャン・バディム)、ジャズ好きで戦争で父を失ったという陰のある少年だった。ふたりは互いに、不器用ながらパーティーの合間に愛を育みあう。だが、クリスチャンは誰にも口外できないある秘密を抱えていた…。〔100分/カラー〕[投票]
★3美しき抵抗(1960/日)松並助教授(北沢彪)は学究一筋に生きる堅物の壮年学者であり、開業医となった同輩を軽蔑して金の亡者呼ばわりして憚らなかった。そのため妻ゆき子(高野由美)は家庭を支えるべくつねにミシンを離れず内職に励む。遊び盛りの三人の娘たち(香月美奈子沢阿由美吉永小百合)は父の保守性をうとましく思いつつも、それぞれに職を持ったり、職業訓練校に通ったりして家計の手助けに勤しんでいた。だが、娘たちの心の奥に澱んでいた怒りが、堰を切ったように溢れ出る日が来るのだった。〔モノクロ・日活スコープ・59分〕[投票]
★3悪魔の陽の下に(1987/仏)カンパーニュ地方の司祭ドニサン(ジェラール・ド・パルデュー)は信仰と懐疑の間で苦悩する日々をおくっていた。ある夜、彼は悪魔(ジャン・クリストフ・ブーヴェ)の誘惑を受け、これを退けるものの、知らぬうちに彼より奇跡を行なう能力を授かっていた。そして、幼い身で侯爵(アラン・アルテュール)に抱かれながらもその態度の煮え切らなさに殺害し、医師(ヤン・デデ)とも関係を持つ少女、ムシェット(サンドリーヌ・ボネール)と対峙したとき、ドニサンは瞬時に彼女の罪を理解してしまうのだった。〔98分/カラー〕[投票]
★3大空に乾杯(1966/日)ちょっとそそっかしい新米スチュワーデスのゆり子(吉永小百合)は、初フライトの際に園芸大学の学生・北倉(浜田光夫)から、自ら育てたカーネーションを貰う。ぶっきらぼうながら、花に惜しみない情熱を傾ける北倉にゆり子は惹かれるが、財界の大物の息子・立花(平田大三郎)の求愛にもゆれる自分を感じるのだった。〔97分・日活・カラー・ワイド〕[投票]
★3あゝ結婚(1964/伊=仏)第二次大戦中、空襲の日に娼婦フィオミーナ(ソフィア・ローレン)と菓子屋の後継ぎドメニコ(マルチェロ・マストロヤンニ)は娼館で出逢う。終戦後ふたりは再会、恋仲となって別宅も持った。フィオミーナは身請けしてもらい幸福の絶頂…と思いきや、ドメニコは浮気の虫が止まず、フィオミーナに仕事を任せてほったらかし。彼女は一計を案じ、危篤状態を装って無理矢理ドメニコに結婚を迫る。〔102分・カラー・ビスタ〕[投票]
★3花の恋人たち(1968/日)インターンの娘たちは、みな結婚や家族のことで悩みを抱えながら、医師国家試験に向けて懸命に学ぶ毎日をおくっていた。その中でも群を抜く秀才、有為子(十朱幸代)と操(吉永小百合)は、授業料が免除になる学長賞をめぐっての良きライバルだった。そして、老いてなお働きつづける母を抱え、自らもアルバイトをしながら遊ぶ余裕もなく勉強する操に、先輩医師の忠男(浜田光夫)は陰ながら力になろうとするのだった。〔日活/92分/カラー/ワイド〕[投票]