[POV: a Point of View]
映画は新東宝（大嘘）
Ａ：新東宝の顔 中川信夫 Ｂ：新東宝の若頭 石井輝男 Ｃ：その他傑作の誉れ高い作品 Ｄ：凡 Ｅ：初期正統派作品 Ｆ：初期エノケンプロ提携作品 Ｇ：新星映画提携作品 オマケＨ：復活への怨念〜大蔵映画制作作品
| C | 明治天皇と日露大戦争(1957/日) | 新東宝史上最大のヒットを記録した伝説的カルトムービー。 | ||
| D | スーパージャイアンツ 宇宙怪人出現(1958/日) | |||
| D | 四谷怪談(1956/日) | 毛利正樹監督、若山富三郎主演版 | ||
| D | 怪談鏡ヶ渕(1959/日) | |||
| D | 火線地帯(1961/日) | 石井監督は脚本で参加。 | ||
| D | 桂小五郎と近藤勇 竜虎の決戦(1957/日) | |||
| D | 大天狗出現(1960/日) | |||
| D | 地平線がぎらぎらっ(1961/日) | 土居通芳監督作品。ＤＶＤ発売あり。ジュリー藤尾主演の歌謡アドベンチャー | ||
| E | 野良犬(1949/日) | 制作：映画芸術協会＝新東宝、配給：東宝。黒澤明監督作品。 | [comment] | |
| E | 西鶴一代女(1952/日) | 溝口健二作品。一部批評家からは最高傑作に推されることもある。若き三船が好演。 | [comment] | |
| E | 三百六十五夜（総集編）(1948/日) | 元アニメーター市川崑監督最初期のメロドラマ。構図への異常な拘りはこの頃から。 | [comment] | |
| E | 王将一代(1955/日) | 伊藤大輔監督『王将』のセルフリメイク。主演は辰巳柳太郎。 | ||
| E | 春の戯れ(1949/日) | 制作：映画芸協、配給：新東宝。山本嘉次郎監督作品です。 | ||
| E | おかあさん(1952/日) | 成瀬巳喜男が唯一新東宝に残した作品。助監はなんと石井輝男。 | ||
| E | 銀座三四郎(1950/日) | |||
| E | 人間模様(1949/日) | |||
| E | 果てしなき情熱(1949/日) | |||
| E | 暁の追跡(1950/日) | |||
| E | 雪夫人絵図(1950/日) | |||
| E | 熱泥地(1950/日) |
’47年の東宝争議に揺らぐ東宝から分裂、一時的避難所として『野良犬』『おかあさん』『西鶴一代女』などヒットを飛ばすが、東宝が正常化するに従い経営が傾いてしまう。’55年に興行師の大蔵貢氏が社長に就任すると中川信夫、石井輝男らを中心に据えた一代エログロ路線を展開、’62年の倒産まで珍奇快作を連作した。この路線は今でこそ「生ぬるい」との評価に甘んじているが、東映に移籍した石井輝男が手掛け内外で問題視された「異常性愛路線」、大映末期のエログロ作品に直接的影響を与えた他、低予算高収入がモットーの自主制作ピンク映画隆盛の母胎となり、この流れは日活ロマンポルノへと受け継がれた。
この映画が好きな人達| このPOVを気に入った人達 (6 人) | 雷 AONI TOMIMORI 若尾好き マッツァ ペペロンチーノ |