★3 | 少年(1969/日) | 幼児虐待。子供を食い物にする親って、いつの時代にも存在するのだなぁ・・・。 [review] | [投票(2)] |
★5 | 田園に死す(1974/日) | 母と離れて暮らした一人っ子の寺山少年を思うと、胸が詰まる。奇妙な映像は、孤独な少年時代の空想癖?表現という術を持たなければ、寺山修司は、何か大きな犯罪を犯したような気さえしてくる。この屈折度…コワイ&イタイ。 | [投票(3)] |
★4 | 赤い風車(1952/英=米) | ロートレックの絵は、華やかな橙色に彩られている。しかし彼の実生活が、そうだったわけではなく、暗黒の世界から覗いた日常が、光に満ち溢れている様に見えただけなのかもしれない。描く人間の顔が、どこかうら寂しいのはわかる気がする。 | [投票(3)] |
★5 | ブルーベルベット(1986/米) | 嫉妬する。 [review] | [投票(3)] |
★3 | ピンポン(2002/日) | 壊された5人の均衡 〜I can fly. You can fly.〜 [review] | [投票(25)] |
★4 | ディスタンス(2001/日) | 柄谷行人曰く(たぶんマルクスからの引用)「宗教は幻想だけど、ある一部の人にとっては必要で、それは麻薬のようなもんだ」だそうである。
宗教を恋愛に置き換える方が、しっくりくるんだけどね。同じようなモンか。 | [投票(1)] |
★5 | 天国と地獄(1963/日) | いつの時代でも、金持ちと貧乏な人が存在する。そこには必ず軋轢が生じる。1億総中流化なんて言われて久しいが、そんなのウソッパチだって気づいてるはず。見えにくい社会を、黒澤のように切りとる表現者がいないことが、ちょっと淋しい。 | [投票(6)] |
★3 | 自殺サークル(2002/日) | B級ホラー? キッチュで軽い80年代を、どこかで嫌悪しているので、
80年代チックなこの映画に、まるきりついてけなかった。深いんなら深く、軽いんなら軽くして欲しい。中途半端はただ疲れるだけ。 [review] | [投票(7)] |
★3 | ロスト・チルドレン(1995/仏=スペイン) | 作家の偏愛する世界に入りこめないと、映像美はただのナルコレプシーに。
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★3 | 泥の河(1981/日) | ♪流されて 流されて どこへ行くやら くりかえす くりかえす いいこともやなことも 淋しいよって泣いてても何ももとにはもう もどらない 欲しいものはいつでも遠い雲の上(「夢の中」ボ・ガンボス)・・・このような感じの映画でした。 | [投票] |
★4 | ヒポクラテスたち(1980/日) | 大森一樹監督の理想(ヒポクラテスたち)と現実(シュート!)。
関係ないですが、お医者さんは、モンモン入ってる人を手術する時、絵柄があうように縫うそうです。めっちゃ緊張するとか。ほんまかいな! 清順さんと治虫氏、いい味だしてますねぇ〜。 | [投票(2)] |
★5 | 二十才の微熱(1992/日) | 優しい残酷 [review] | [投票(7)] |
★3 | サード(1978/日) | 確かに高校生の時は、友達とのお喋りが楽しくて笑い転げ、それが永遠に続くと信じていた。けど、自分の速さで独りで走らないといけないと感じたのは、いつからだろう? それに気づいた人と気づかない人を描いた映画。…でも私は未だにグルグル回ってるだけ。 | [投票(7)] |
★2 | メリーに首ったけ(1998/米) | 笑いを作る人間が一番やっちゃいけない手段をとった映画。もし真摯に、コメディを作ろうとするなら、普通下ネタは禁じ手にすべきなのである。プライドないなぁ〜と思ったのが率直な感想。(実はお笑い好き。爆問・ジョビジョバ・千原兄弟・ラーメンズが好み) | [投票(2)] |
★4 | 山の郵便配達(1999/中国) | 笠の下に刻まれた父の皺は、幸福と不幸の焼き印。あるいは、息子を思う時間の年輪。母は、大地にただ立っていてくれさえすればいい。息子の痩せた背中の、小さな窪みだけが、家族の歴史を知っている。嗚呼、空が真っ青だなぁ・・・。 | [投票(3)] |
★4 | 鬼火(1963/仏) | 作家である男は、精神病院らしき所に入っている。女がいないと、淋しくて
生きていけないというヒモ野郎。男は、過去の女たちに会いに、パリに行く・・・。 [review] | [投票(3)] |
★4 | もっとしなやかに もっとしたたかに(1979/日) | 捨てられた仔犬のような奥田瑛二の目。それが〈罠〉とわかっていても、
ひっかかってしまうバカ女。(私もone of them)視線に力がある人は、
男でも女でも恋多き人間に間違いなし。(それだけ自信があるってことなんでしょうね) | [投票(4)] |
★2 | ソドムの市(1975/仏=伊) | “キレイはキタナイ キタナイはキレイ”を体現した映画じゃ…全然ない! | [投票] |
★5 | セブン(1995/米) | 本当か嘘かはわからないが、ある美大の卒業制作に、自分の焼身自殺を映像に撮った男の話を、随分前だが聞いたことがある。その男は、何でも芥川龍之介の「地獄変」に、強烈に影響を受けた結果、その道を選んだそうだ。 [review] | [投票(6)] |
★2 | 白痴(1999/日) | コンプレックスという名の迷路(→安吾論になってしまいました) [review] | [投票] |