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tredairさんのコメント: 更新順

★3バイオハザード(2002/英=独=米)水場も濡れ場も血も汗もあるのに、妙に乾いた空気感に支配されている。そこにはたぎる感情も焦燥もなく、無味無臭な冷気ばかり。どこまでいってもしょせんは他人の悪夢を覗き見しているような作品に、絶対的な恐怖など味あわせてもらえるはずはない。[投票(5)]
★2メッセンジャー(1999/日)何ごとにつけても善悪の対比が明確で、登場人物のキャラも実に類型的。物語もテキパキと進むし映像もこなれてるし、ハリウッド的とも言えるそのノリを巧みに邦画に移植したのは素晴らしいことだと思う。が、私はその手の映画が元来どうも好きではないのだ。 [review][投票(3)]
★4ノー・マンズ・ランド(2001/伊=英=ベルギー=仏=スロベニア)次々と繰り出されるブラックジョークに素直に笑ってしまった私は、とことんだめな人なのでしょうか。 [review][投票(2)]
★3I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)ヒッピーたちの幻想。 [review][投票(5)]
★4チョコレート(2001/米)父親の不在という心の隙間を、チョコレートバーで埋める少年。父親の愛情を得られない心の渇きを、チョコレートアイスで埋める男。そしてそのふたりをつなぐ、チョコレート色の肌を持つ女。 [review][投票(18)]
★3バルカン超特急(1938/英)汽笛が女の悲鳴に聞こえてしょうがない。演出のうち?[投票(2)]
★3ピクニック(1955/米)ローズマリーにこそ思いっきり肩入れ。あれほど身近に接しながらも彼女が常にかかえる寂しさや周囲の人々への羨望、絶望、そこから来る嘲笑や嫉妬心を理解できないマッジは、これからもずっと人形のように笑っているしかないんじゃないかなぁ、とさえ。 [review][投票]
★4郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942/伊)瞳でも唇でもなく、まずは足から男の(カメラの)網膜に焼き付けられたジョバンナという女。だらりとたれさがったその足の色香に潜む、これまでの彼女の人生。これからの彼女の物語。[投票(6)]
★4レッド・ブロンクス(1995/香港)君はまったくわかっていない、と言われればそれまでだが、私はこの「ちょっとブルース・リー入ってる?」な微妙な表情を見せるジャッキーも好きだなぁ。ステキな結婚式の場面など、アクション以外でも楽しめるように作られているというのも素直に賞賛したい。[投票(1)]
★4刑事ジョン・ブック 目撃者(1985/米)いかにもピーター・ウィアーらしい社会派っぽい場面もいらなければ、 [review][投票(2)]
★4彼岸花(1958/日)ただ一通の手紙だけで夫と暮らしてゆくことに賛成してくれた、安易と言えば安易な、けれども私をとても信頼してくれていた父のことを思いだした。どうもありがとう。祝福してくれる人ばかりではなかったからこそ、あの時は本当に嬉しかったよ。 [review][投票(1)]
★4乙女の祈り(1994/英=独=ニュージーランド)なっしんぐいずすとろんがーざん<おとめのいのり>。妄想たくましく、というコトバがあるけどこれって考えようによってはダブルミーニングだったのかなぁと。妄想というのは、なんのかんの言ってたくましくなきゃできないのね。[投票]
★5首(1968/日)魔術的リアリズムさえもを感じさせる奇譚の後ろで鳴り響く、怒声にも似た監督自身の咆哮、もはや開き直ったかのような諦念、裏返った(でも、おおいに真面目な)ユーモア。何よりも、その気迫にヤられた。最高。[投票(2)]
★3模倣犯(2002/日)由紀さおりを最も効果的に輝かせることのできる男、それは森田芳光。けれど中居は使えてなかった。せめて敬語の間違いぐらい、訂正して撮り直してあげて欲しい。そういったことはお手のもの、慇懃無礼はまかせておけ、という役どころのはずなんだよね? [review][投票(1)]
★2ブレスレス(1983/米)役柄ではなく役者の魅力。主な舞台となる街やその時代にただよう粋な雰囲気。そして才気走った若い監督特有の、傲慢なほどの青くささ。 [review][投票]
★3復活の日(1980/日)監督の色ではないし興行的にも更に失敗してしまっただろうけれど、これは字幕や音楽を効果的に使い全編を無声にして撮れば、そのスケールとあいまってかなりよかったかも。台詞のない場面の方が、画面にずっと緊迫感があり感情やムードも伝わってきた。 [review][投票(1)]
★3チェブラーシカ(1969/露)仕事を終えて家に帰り、ふと陥るよるべない孤独。対象のない誰かに向かって「友だち募集」のビラを書くゲーナ。その姿に胸をつぶされそうになるのは、彼と同様の思いでキーボードに向かったことが自分にもあるからかもしれない。[投票(1)]
★4ウディ・アレンのバナナ(1971/米)音楽の使い方もヌーヴェルヴァーグ(というか、ゴダール)っぽい。いかにもアメリカンニューシネマなカメラワークの挿入やお決まりのポチョムキンな階段シーンなど、随所で映画ヲタなアレンの遊び心がスパークしている。 [review][投票(2)]
★3ドラえもん のび太の宇宙小戦争(1985/日)まるでジャージャーの原型のようなロコロコに辟易。でも、そのうざい特性がきっちり伏線になってるんだもんなぁ。 [review][投票]
★4うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984/日)もし夢邪気が標準語だったら、この映画の魅力もその分だけ下がってしまいそうだ。なんて気の利いた粋なキャラ設定。『東京上空いらっしゃいませ』は、これに影響されていたのだろうか。[投票(1)]