★2 | スクリーム3(2000/米) | いくら新婚とはいえ、最初から最後までデューイとゲイルがいちゃいちゃしているというのはいかがなものか。本人たちは楽しいかもしれないが、見ている方は全然面白くないぞ。 | [投票] |
★3 | スクリーム2(1997/米) | あいかわらずの楽しい学園メタホラー映画。犯人の正体には全然納得いかないが、まあそういう映画じゃないからいいか。
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★4 | スクリーム(1996/米) | ホラー映画への愛にあふれた映画。映画に関する薀蓄の嵐、メタ・ホラー映画とでもいいたくなってくるような自己言及性には大笑い。 | [投票] |
★4 | 死霊のはらわたII(1987/米) | アクションありコメディありのノンジャンル・エンタテインメントである。しかも、ミニチュア、モデルアニメ、コマ撮り、特殊なカメラワークと、ありとあらゆる特撮技法の博覧会みたいな映画。まさにサム・ライミの真骨頂。 | [投票(1)] |
★2 | 死霊のはらわた(1981/米) | もうちょっと主人公の哀しみとかせつなさを丁寧に描いてもらいたかったんだけどなあ。え、そんなものをサム・ライミに求めるなって? | [投票(1)] |
★4 | 死霊のえじき(1985/米) | 映画の大半を占めるのは、ゾンビとの戦いではなく、人間同士の息詰まる心理劇。こりゃ完全にSFですな。それも、ただ舞台が宇宙だったり未来だったりするだけのおざなりなSF映画じゃなくて、本格SF映画と言ってしまってもいいんじゃなかろうか。
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★3 | 女優霊(1996/日) | そもそも古い未現像のフィルム(それも白黒みたいなんだけど)を間違えて使ってしまうなんてことがありうるんだろうか(映画製作には詳しくないのでよくわからないが)。 | [投票] |
★4 | 食神(1996/香港) | 『マトリックス』とはまた別の意味で日本アニメをそのまま実写化してしまったような映画。カレン・モクはよくこんな役受けたな。 | [投票(1)] |
★4 | ジョー・ブラックをよろしく(1998/米) | 3時間はちょっと長い気がするのだが、クラシカルなハリウッド映画の味わいのある、派手さはないがじんわりとした感動の味わえる作品。いい映画です。 | [投票] |
★4 | シュリ(1999/韓国) | あまりにも重いテーマを扱いながら、見事エンタテインメントに仕立て上げた製作者には拍手を送りたい。こういうのって、日本だとどうしても不謹慎だと言われかねないんだよなあ。
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★2 | ロスト・ワールド ジュラシックパーク(1997/米) | プロの恐竜学者がなぜ、血のついたシャツを平気で着て歩いたり、かわいそうだからといって恐竜の子どもを基地に連れてきたりできるのだろう。 | [投票(10)] |
★5 | ジュラシック・パーク(1993/米) | たとえば初めて恐竜を目にする場面で目を見張りながらもしっかりと自説の正しさを確認するグラント。トリケラトプスの糞の山の中にためらいもせず手を突っ込むエリー。この作品に登場する科学者たちは、まさにプロとして描かれている。だからこそ恐竜を目の当たりにした彼らの驚きや感動に同調して、見ているほうも感動することができるのである。名作。
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★4 | シューティング・フィッシュ(1997/英) | イギリス映画ならではの独特のテンポが楽しい。見終わって幸せな気持ちになれる映画は、それだけで貴重です | [投票(2)] |
★4 | 13F(1999/独=米) | 同じヴァーチャルものとして比べてみると、映画としてはもちろん『マトリックス』の方がはるかに上だけど、SFとしては『13F』に軍配を上げたい。SFファンなら必見でしょう。 | [投票] |
★4 | シャドー(1982/伊) | 主人公が美少女じゃないのが残念だけど、二転三転する結末は今まで見たアルジェント作品には見られなかったもの。脚本はアルジェント映画でいちばんしっかりしてるかも。 | [投票] |
★2 | ジャッキー・ブラウン(1997/米) | タランティーノ得意の時間のずらしもほとんどない単調な構成で、単にテンポが悪くて冗長なだけでまったく面白くもなんともない。 | [投票] |
★4 | シャー・ルク・カーンのDDLJラブゲット大作戦(1995/インド) | 気恥ずかしくなるほどストレートなラブコメディ。これまで公開されたインド映画を観て、あまりのくどさに辟易した人にもお勧めできる作品。 | [投票] |
★4 | シックス・センス(1999/米) | 子どもは自分の能力と折り合いをつけ、精神科医は過去と折り合いをつける物語であり、サイコホラーでもあり、伏線の張り巡らされた本格ミステリでもある。これ以上は、何を書いてもネタバレになってしまいそうなので書けません。
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★2 | 39 刑法第三十九条(1999/日) | 教授や助手、それに弁護士や刑事といったキャラクターは精神的に不安定で、容疑者だけが唯一まともにみえる、というのがおそらく演出の意図なのだろうが、最初から鑑定人たちにプロらしさが一ミリも感じられないというのはどうかと思う。ファンタジーとして作ったというのならそれでもいいのだが、そういう映画の中で実在する刑法39条への異議を申し立てるというのは、フェアな態度ではないんじゃないか。
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★4 | 殺人論文 次に私が殺される(1996/スペイン) | 殺人シーンはほとんど画面には出さず、音楽や効果音も最小限で、静寂のシーンが逆に恐怖を盛り上げる。下品に撮ろうと思えばいくらでも撮れる題材だけに、このストイックさは好感が持てる。わずか23歳の監督が撮ったとは思えない良質なサスペンス映画。 | [投票(3)] |