★3 | ユナイテッド93(2006/仏=英=米) | 想像で補いまくっているのに、ドキュメンタリーと名乗るな! っていうのはまず前提で。ラストのカタルシスがとってつけたようで、映画としてアンバランス。途中までは緊急事態に対応できない人々の様子にリアリティがあってよかったのに、なぜ安直なカタルシスに行き着くんだ。最後だけいやに秩序だってて、興ざめ。 [review] | [投票] |
★4 | NINE(2009/米) | 綺麗な女優さんが踊って歌っているのを見られたら、それだけで幸せ! といっても、過去と現在、現実と幻想が歌を交えて倒錯するという演出テクニックはさすがだと思った。そのテクニックと画面の豪華さに翻弄されて、楽しめた二時間でした。 | [投票] |
★3 | ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記(2007/米) | 1のほうがよかった。敵役の中途半端な扱いとか、登場人物の多さ、いろいろな国を回るなどで、スケールの大きくしたぶん、密度が薄くなった。いっそ、アメリカのみに的を絞ったほうが潔かったのに。登場人物は魅力があるのに、いかんせん一人一人の出番が少なすぎる。 | [投票] |
★2 | 名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002/日) | 謎解きもないし、仲間との協力もないし、ベイカー街の世界観描写も中途半端。恋愛描写もとってつけたよう。あと、いろいろなコースが楽しめる!って設定の意味なくないか? 別にコナンが行くコースだけでいいじゃん。そういう、「そこよりもっと描写すべき場所があるだろう」という要素が多すぎ。 [review] | [投票] |
★4 | LOVERS(2004/中国=香港) | 舞のシーンが美しい。その後のアクションも戦いを見ているというよりは、舞をみているような気分にさせられるような美しさ。戦闘描写として「なってない!」という意見もわかる気がします。ラスト付近はちょっとやりすぎで、独特の美しさもなく、興ざめしてしまった。 [review] | [投票] |
★3 | Gガール 破壊的な彼女(2006/米) | エロコメとしてはエロ要素が足らないし、ラブコメとしても恋愛要素が甘いし、女が戦うって要素も少ない。ものすごく中途半端な出来。Gガールの変身ぶりはよかったんだけど、もっと表情豊かなほうが魅力があったと思う。 | [投票] |
★4 | アバター(2009/米) | ストーリーはツッコミどころ満載だから、勢いで楽しむ人向け。ありそうでなかった世界が観られたのは楽しかった。異世界で住民と交流するシーンがディティールが作りこまれてて素晴らしかった。3Dだと迫力が+αされているとは思うけど、+α程度なので正直あってもなくてもどっちでもいい。 | [投票] |
★3 | シャーロック・ホームズ(2009/米) | なつかしい感じのする謎解きアクション映画(謎解きはおまけなノリ)で、推理要素はあまりない。そういうのが好きな人にはウケるけど、それ以外だと物足りないだろうなという作品。わかりやすい敵が出てきて、バッタバッタとなぎ倒す。美術はすばらしかった。 | [投票(1)] |
★4 | ハート・ロッカー(2008/米) | 社会派映画の皮をかぶった、エンタメというかミリタリー萌映画だよな…と思った。緊張感とのんびりしたシーンとのバランスがよく、楽しめました。 | [投票(1)] |
★3 | アンジェラ(2005/仏) | 駄目な俺のところにいきなり美女がやってきて、願いをかなえてくれた! というのをネタにしたコメディとして★3。ラブストーリーとしては★1。 | [投票] |
★3 | エターナル・サンシャイン(2004/米) | 脚本は面白いし、主人公のヒロインのセリフや設定は魅力的なんだけど、演技が魅力的かって言われると、首をかしげる。似たようなシーンやトーンが続くのも、視覚的に飽きがきた。頭で考えるとよく出来た上手いストーリーだと感心するけど、観てるときの高揚感はなかった。 | [投票] |
★4 | フィリップ、きみを愛してる!(2009/仏) | 構成が面白いコメディ。最初はナレーターを多用し、時系列を乱すことで、先読みがしににくくしてある。そのため最初から全く目が離せず、ストーリーに引き込まれる。細かく笑いどころも散りばめられているので、最後まで全く飽きずに見られた。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ブラック・ダリア(2006/米=独) | 複雑な人間関係、入り組んだ真実、って内容なんだけど、肝心のそれが見てて面白いと思えなかった。映像の雰囲気や、女優さんの撮り方はきれいだったのですが、展開も速すぎる気も。三角関係の描写はよかったと思うので★3 | [投票] |
★2 | ダ・ヴィンチ・コード(2006/米) | トンデモ本みたいな内容を核として、それを取り巻く壮大な物語にしたかったんだろうなぁ…。壮大感を出そうとして空回りしている気が。トンデモ説を登場人物が深刻に説明してるシーンでは、そういう類の本をうっかり読んでしまったような心境になってしまい、複雑でした。 | [投票(1)] |
★4 | 恋するベーカリー(2009/米) | ラブコメには、劇的な恋、劇的な結末、というような筋が多いけど、この作品はちょっと異色。心情描写が丁寧で、主要人物のキャラクターが立っているので、飽きずに観られます。安易な設定でキャラ作りをしているのではなく、それぞれの演技で魅せているところが素晴らしかった。 | [投票] |
★3 | 涼宮ハルヒの消失(2009/日) | もう少し演出にメリハリがあってもよかったじゃないかと思う。心情描写をじっくりやりたかったのは理解できるんだが、スピード感がもっとあったほうが盛り上がるんじゃないのか、と感じるシーンが多かった。作画がいいだけに残念。 | [投票] |
★4 | カイジ 人生逆転ゲーム(2009/日) | 原作未読。直球スト−リーのエンタメ。凝った脚本ではないのに、目が離せないからすごい。映画を鑑賞したあと原作も鑑賞したが、映画化するにあたってうまくセリフが刈り込まれているなぁ、と。ここぞという場所で良いセリフを上手く使っている。そのおかげで、全体が締まっている。 | [投票] |
★3 | 海の上のピアニスト(1998/伊) | ちょっとしたいい話、みたいなまとめ方と、ハリウッド大作的な映像がミスマッチ。この話なら、もっと素朴な演出がよかった気がする。ピアニストもこういう生い立ちならもっと他の人とは違うオーラを纏った人物になるんじゃないのか……?と。普通の人すぎて、ラストが不自然だった。 [review] | [投票(2)] |
★4 | マンマ・ミーア!(2008/米) | お祭り騒ぎなラブコメ。建物の白い壁と海の中で、色とりどりの衣装をまとった登場人物達が楽しそうに過ごすのを見るだけで幸せな気分になりる。歌は明るい歌のときは、結婚式らしい騒ぎで楽しいけど(結婚式のパーティの雰囲気だと思えば歌唱力も気にならない)しんみりのした歌になると歌唱力と演出力が足りないのが目立って残念。 | [投票] |
★3 | マイ・フェア・レディ(1964/米) | セットや衣装や小道具は見ごたえがあるし、脚本もお約束満載ながら、言葉というものに観点を置いたラブコメっていうのは面白い。肝心のミュージカルシーンがイマイチなのが残念すぎる。歌だけを聴くにしても物足りないし、映像としてもつまらない。お父さんのキャラクターは気にいったが……。 | [投票] |