★5 | 始めから終わりまで映画は「気配」を発散し続ける。ウィーラセタクンの興味は人物の性格や物語になどなく、すべての事象の裏に潜んでいる「気配」を視覚化することにある。そこに、人の外面としての煩悩と、無形の「気配」としての清廉との交歓が立ち表れる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | こんな解釈はどうだろう。この映画は、2010年のタイの人々が生活している世の中を、そのまま表しているように思う。 [review] (KEI) | [投票(3)] |
★4 | 不可能になりゆく大往生を語って「マルテの手記」が想起される。 [review] (寒山拾得) | [投票(3)] |
★4 | 幽霊や精霊が普通に日常生活の中に存在し、人々も少し驚くだけで、それほど驚かない、ということが面白い。これが最初に描かれる、ブンミの家での夕食のシーンの演出、表現力に、我々は驚かされる。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | とんでもねえ強心臓映画。こういう世界観を平気顔のまま逐次画面化してしまえる度胸こそが恐るべき才能だ。異界との接触感覚は鈴木卓爾『ゲゲゲの女房』のほうが繊細だが、その大胆さがこの映画の強み。また周到かつ偏執的に収録・再構築された現場音など、聴覚のプロダクションが背骨として映画を支える。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | なんだか良くわからないけど、凄い映画であることはわかりました。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★2 | ハルキの予感で観に行ったらバナナだったという印象。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★2 | なんて大胆な。ブレずに思いを貫いて表現し通しすのは大切なんだなーと教えられました。 (あちこ) | [投票] |
★2 | この監督はタルコフスキーとか好きそう。 (パピヨン) | [投票] |