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鵜 白 舞さんのコメント: 点数順

★5タンゴ(1998/スペイン=アルゼンチン)稽古場は虚実が曖昧になる空間だ。劇中劇だが、どこまでが劇なのか次第にわからなくなる。さらに独特のセットと映像が、華麗なダンスが、現実離れした世界を作り出す。不思議な映画だ。2004.8.9 [review][投票(1)]
★5猟奇的な彼女(2001/韓国)明るくてかわいらしい映画だった。だいぶSM入っていると思うんだけれども、いやらしさがまるで無い。悲しいエピソードが混じることで、キョヌ君の情けなさと彼女のはちゃめちゃさに程よい深みも出てきた。これは何度見ても楽しめる。2003.11.14[投票(1)]
★5チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987/香港)やり過ぎ美の極致。これ以上やったら下品なだけ。果実は腐る前が一番美味しいってのと同じです。2003.8.21 [review][投票(1)]
★5男たちの挽歌(1986/香港)鑑賞前はちいとも格好良いと思えなかったチョウ・ユンファだのティ・ロンだのが、不思議なことにどんどん良く見えてくる。邦題も渋味が出ていて上手い。2003.8.3[投票(1)]
★5さらば、わが愛 覇王別姫(1993/香港)上映時間2時間52分。耐え難い時間のはずが短い夢のように思える。2003.7.31[投票(1)]
★5君さえいれば 金枝玉葉(1994/香港)登場人物に悪人はいない上に、濃いキャラぞろい。香港らしくテンポもはずむ。もう、それだけで純粋に楽しめる。ところで歌は売れたの?2003.7.31 [review][投票(1)]
★5ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985/香港)身体ひとつで人間ここまで出来るものなのか。小手先の演技をするのではなく、格好つけるわけでもなく、全身でぶつかっていく迫力。凄いとしか言いようがない。画面から熱気が漂ってくる。2003.6.8[投票(1)]
★5少林寺2(1983/中国=香港)戦闘というより演舞でした。舞上がるリンチェイ少年は、ため息の出るほど華麗。彼の屈託のない笑顔にも注目です。2003.5.20 [review][投票(1)]
★5ランボー(1982/米)ただひたすらスタローンが戦う。その姿がなんて重い、なんて哀しい。この役はもう彼以外考えられない。2003.5.8[投票(1)]
★5妖婆・死棺の呪い(1967/露)ヤギに聖書食べさせようとする冒頭からして惹きつけられた。どんどん話は盛り上がり最後に大爆発。笑わせて、驚かせて、美しさも見せてくれる。もう文句無し。2003.3.16[投票(1)]
★5あの頃ペニー・レインと(2000/米)宴にはいつか終わりがやってくる。寂しいけれど、思い起こす度に何度も温められ磨かれていく。そうして出来たキレイな思い出を見せてもらった気分。2003.1.19[投票(1)]
★5ノー・マンズ・ランド(2001/伊=英=ベルギー=仏=スロベニア)軽快な語り口に乗せられて笑って観ていたが、ちょっと考えてみるとかなりのブラックユーモアだ。レクイエムのような音楽と随所にちりばめられた台詞も深い。2002.12.21 [review][投票(1)]
★5チャップリンの殺人狂時代(1947/米)殺人に添えられたブラックユーモアに笑わされていたが、だんだん笑う自分が不安になった。そして「こいつ死刑になったとしても納得だよ」と思った時に、あの台詞がきた。そうか、この台詞を言いたいがための前ふりだったのか。2002.12.12[投票(1)]
★5お葬式(1984/日)笑っていいんだか悪いんだか。お葬式という悲しい場であっても、生きていれば色んな感情が交錯しているのが人間。ものすごく生々しかった。2002.8.11[投票(1)]
★5ライムライト(1952/米)チャップリン格好良過ぎ。もう少しダサいほうが共感しやすいんだが、音楽につられて感動してしまった。2002.7.11[投票(1)]
★5蜘蛛女のキス(1985/米=ブラジル)ウィリアム・ハート が見せる後半の笑顔が忘れがたい。純粋で愛情に満ちていて、どこか切ない。2002.7.10 [投票(1)]
★5アザーズ(2001/米=仏=スペイン)落ち着いてもう一度観たら色々つじつまの合わないところが出てくる気がする。でも観ている最中は驚かされてビクッとしたり、ニコール・キッドマン の美しさにボーッとしたりで、2時間丸々楽しくてしょうがなかった。これは是非とも映画館で!2002.5.25[投票(1)]
★5どつかれてアンダルシア(仮)(1999/スペイン)ラストはそう来ましたか!あのラストでどうしようもなく暗い話が切ないブラックユーモアに見えてきました。期待せずに観たので、掘り出し物を見つけた気分です。多少のアラも味ってもんでしょ。2002.4.29[投票(1)]
★5陽炎座(1981/日)この監督が描く日本の美しさは攻撃的な気がする。例えば「ほうずき」。地味で素朴に美しいと思っていたら、この映画では毒々しく迫ってくる。私はこの映画を見るのに頭を使わない。ただ流れる映像を、音を感じるだけ。2002.4.5[投票(1)]
★5マルサの女(1987/日)最近観たら評価UP!ストーリーも役者の演技も、一歩間違えたら嘘くさくなってしまう瀬戸際で踏みとどまっている感じ。派手にやり過ぎず、かといって地味でもなくバランス感覚が非常にいい。 [投票(1)]