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OKさんのコメント: 点数順

★3ハイ・フィデリティ(2000/米)配役がとても良く、レコード屋のおたく店員はまさに原作どおりで最高。ただジョン・キューザックが観客に向けってやたら語りかける構成はあまり成功していないような。[投票]
★3スナッチ(2000/英=米)前作みたいなスマートで緻密な筋はこびは発揮されないまま、ただ雑多な引用の羅列に終始。いまひとつ。[投票]
★3ショーシャンクの空に(1994/米)悪くはないけど、「感動」を演出するためなのか後半をひきのばしすぎのような。原作のほうがシャープな幕切れで好き。[投票]
★2アザーズ(2001/米=仏=スペイン)ニコール・キッドマンの古風な美貌を活かした舞台設定。ただし作者が観客に対して恣意的に情報を隠しているだけの構造で、物語的な現象が何も起きていないのは映画として弱い。[投票(5)]
★2ビューティフル・マインド(2001/米)どこかで見たような「感動もの」の接ぎ合わせ。わかりやすくまとめたのかもしれないが、脚色の意図も統一されていないように思えた。 [review][投票(4)]
★2あの頃ペニー・レインと(2000/米)どうにも手ぬるい善良な思春期回顧もの。少年記者が雑誌記事を書く話なのに、どんな記事を書きたいのかが道中に全然語られない。[投票(4)]
★2メメント(2000/米)趣向を把握できてしまえばあとは単調で驚きに乏しい展開。過去を巻き戻すだけでは映画にサスペンスは生まれない。 [review][投票(3)]
★2マトリックス(1999/米)おたく的世界観をこれだけ堂々と披露したのはある種の歴史的業績かもしれんけど、小学生なみの筋書きは勘弁。[投票(3)]
★2息子の部屋(2001/仏=伊)退屈なリアリズム。これは映画なんだから、何か日常を超えた瞬間を見せてほしい。俳優がいくら繊細に「抑制された悲痛」を演じても、どうせほんとはこの人たちが息子を亡くしたわけじゃないんだし、と白けるばかりだった、[投票(2)]
★2レクイエム・フォー・ドリーム(2000/米)やたら陰惨で救いのない『トレインスポッティング』というか。転落の筋書きもドラッグ描写も一面的で単調。[投票(2)]
★28人の女たち(2002/仏)TVのスター隠し芸大会みたいな映画。[投票(1)]
★2少林サッカー(2001/香港)「拳法の達人+サッカー」の発想は、漫画の表現をなぞった範囲で視覚化されているだけなので、未知の驚きに乏しい。結局、競技はサッカーでなくても良かったのではないだろうか。予告編で充分、という感想だった。[投票(1)]
★2クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001/日)逆『ハメルンの笛吹き』なのはいいとして、特定世代のノスタルジーをそのままたれ流されてもなあ。「昔の懐かしい風景」をただ再現したいだけなら、そもそもアニメーション映画である必要はあったのだろうか。[投票(1)]
★2ギター弾きの恋(1999/米)偽ドキュメンタリー風の導入とレトロな駄目男ものの本編がちぐはぐ。ショーン・ペンは好きなんだけど、似合わないコスプレをやっているようにしか見えなかった。[投票(1)]
★2ギフト(2000/米)「幻視」と「ミステリ」の絡めかたがぬるい。結局TVの「サスペンス劇場」風。[投票(1)]
★2チャーリーズ・エンジェル(2000/米)こういうのが新時代の娯楽映画だとしたら、別について行けなくてもいいな……。[投票]
★2シャロウ・グレイブ(1994/英)狙いは「英国のコーエン兄弟」かな? 金に踊らされるインテリ三人組の空虚さを皮肉ったブラックさは悪くないものの、最初におとなしく山分けしないから奪い合いになるわけで、犯罪サスペンスの作り方としては底抜け。[投票]
★2ナイト・オン・ザ・プラネット(1991/米)それぞれ異なる文化、価値観を背負った人物どうしが、夜のタクシーでひとときの空間を共有する。ただし登場する人物像が「世間知らずの田舎者」「神秘的な盲者」など類型的なものばかりなので、交わされる会話もありきたりで退屈なものにしかならない。[投票]
★2真実の行方(1996/米)原作はサイコ&リーガル・スリラーの類型を軽やかに裏切った秀作なんだけどな……。映画版の見どころは エドワード・ノートン のみ。[投票]
★2ロード・オブ・ザ・リング(2001/米=ニュージーランド)良くも悪くも「ゲーム少年の聖典」としての映画化。仲間たちがまず戦闘能力で識別される。原作を未読の身には、主人公がなぜ旅に出なければならないのか、物語の端緒が呑み込めなかった。[投票]