★3 | 文学的すぎる。危険な兆候だ。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(6)] |
★5 | プロセシングの真贋に監督の興味はない。ポルノを扱った時と同じ優しさだ。猜疑の視線に曝されつつ「始まって(始めて)しまった人生」達の作る「家」の物語。酷薄な画の切り貼りの裏で涙を流しているように見える。『ブギーナイツ』の優しさを『時計じかけのオレンジ』から冷笑を除いた滋味と前作来の鋭い筆致が引き立てる完璧さ。「俺はもはやこう生きていくほかない、お前も生きられるように生きるしかないが、そう生きろ。」
[review] (DSCH) | [投票(5)] |
★4 | 映画は劇中でフィリップ・シーモア・ホフマンが施す「プロセシング」に近似した構造を持っている。ひとまずそれは「螺旋階段的」と形容しておこう。顕著な前進を認め難い堂々巡りめいた反復に身を晒すうち、ホアキン・フェニックスは(そして私たちも)いつか知らず帰還不能点を踏み越えてしまっている。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★5 | PTAにまたしてもやられた。 [review] (Gala) | [投票(4)] |
★5 | なぜか、二人の前世と来世の物語まで見た気分にさせる [review] (週一本) | [投票(3)] |
★3 | 哀しき人生のロードムービー。最初と最後の海岸のシーンには、岡本喜八の『肉弾』と通じるものを感じた。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★4 | ホアキン・フェニックスって個性的で、古代の伎楽面に似た大きな鼻が特徴の特異な顔をしています。全編出づっぱりなので、ほとほと疲れます。兄貴とどうしてこんなに違うんだろうとか、作品と全く関係のないこともつい考えてしまいます。 [review] (セント) | [投票(3)] |
★3 | 投票してくださった方には申し訳ないのだが、再度鑑賞し評価を改めた。ホアキン・フェニックスの被写体としての存在感は特筆に値するのだが・・・ [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | 65mm。限りなく完璧に近い画面。そして、フェニックスの演技は完璧を超えている。 (Lostie) | [投票(1)] |
★3 | 時代の不安という気分の上に成立した「主と従」のどうしようもない不安定さ。常に逸脱の予感をはらむ従うべき者フレディと虚実のあわいに君臨する主ドッドの、引き合い、反発する磁場は確信犯的に曖昧で、映画は始めから終わりまで内向きの磁力に支配されている。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 冒頭からのヤバい感じが何とも言えない。圧巻の描写力と人物造形はPTAそのもの。話はなんだか良くわかんないが、役者・映像・音楽で★4つ。 [review] (ぱーこ) | [投票(1)] |
★5 | 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の前半10分が無言なら、今回は前半10分下ネタのオンパレード。ほんと、やんちゃだねPTA。彼のファンじゃなければ、相当退屈な内容だろうな。一見さんお断り。92/100 [review] (たろ) | [投票(1)] |
★4 | 映画自体はちょっとむずかしかったけど、ざっくりホアキン・フェニックス とフィリップ・シーモア・ホフマンの演技対決ですね。砂漠で叫ぶフィリップ・シーモア・ホフマンの顔アップが犬みたいで可愛かった。w (stimpy) | [投票] |
★2 | 映画界の芥川賞。わかる人にしかわかんない。 (jollyjoker) | [投票] |
★5 | 劇的構成の醍醐味があるわけでもないが、映像の醸す豊穣が半端ではない。撮影と美術が渾然となり提示される情報の質量と、その中で揺蕩う演者の含蓄ある居住まい。ゲスでいかがわしい品性を達観の高度から俯瞰する一大エピックロマン。PTA最高到達点。 (けにろん) | [投票] |
★3 | ホアキン・フェニックスもずいぶん険しい顔つきになったなぁ。 (パピヨン) | [投票] |